
さて、滞在2日目19日の朝、「車貸して~」「午前中に捕まえるから」「もし捕まらなかったらお弁当屋さん終わって手伝いに来てね~♪」・・・・・「え?!・・・・それは無理、捕まらないよぅ~、だって広いんだもん。(私がどんな場所か)知らないじゃん。」「いや大丈夫」と友人と軽く話した後、車で私夫妻とホワイトシェパードの母モネ、ホワイトシェパードの父ソニックと4人で車に乗って現地へと向かいました。友人の仕事の為、車を借りるまで予定よりも2時間遅れて9時過ぎに現場に到着しました。
到着してオーナーのI様に連絡をしましたところ、もうすでに朝早くから子犬を発見し、そして私達が到着するまで子犬を刺激しないよう、フードを離れた場所に置いて、子犬を見守っていらっしゃいました。これがまず第一の幸運。この時すでに【もう確実!】だと確信しました。午前中に保護出来る、よかった、飼い主さんに嘘つかなくて・・・。と思っていました。しかし、現実はそう甘くありませんでした。
実はその御陰で保護出来る要因を作っていらっしゃったのです。どう考えても保護できた事はとても幸運だったのです。
そして、その場所へ案内され、状況を確認しましたところ、石を積んだ防波堤?(釣り人が釣っていそうな所)のような所の3/4の所にいたのです。
その横にはススキが枯れたような湿地帯となっており、それ以外は池?沼?川の冷たい水に囲まれていました。
「行け!」ホワイトシェパードの父ソニックとホワイトシェパードの母モネを先に行かせ、私はその後から、ゆっくりと子犬の行動を確認しながら進んでいました。
【これなら1分もかからない】気楽に考えておりました。実際、子犬はホワイトシェパードの母モネとホワイトシェパードの父ソニックの存在に気付き尾を振って体をくねらせ足場の悪い岩場を進んで近寄ってきました。
しかし、頭を上げ、ホワイトシェパードの父ソニックとホワイトシェパードの母モネの存在以外の私に気付いたとたん、後ろを向き、防波堤?の端まで一気に逃げたのです。声を聞けば気付くと思い、「フジ!(オーナー様がつけた後呼び出した名前)チビ!(いつも呼んでいた呼び名)」と呼んでも気付きません。警戒は更に強くなるのです。
この状態では横の芦かススキか解らないのが生えた湿地帯に逃げ込み、また全身びしょびしょの泥だらけになってしまう・・・、そして逃げられると判断し、ホワイトシェパードの父ソニックとホワイトシェパードの母モネに「行け!」と命令し、私はその場で立ち止まり、防波堤?の先まで追わせたのです。子犬だから追い込まれて逃げ場がなくなる判断ができません。
これでまず水の中以外に逃げる場所が無くなったわけです。これが第二の幸運。
しかも、この日、関東は風が吹いてとても寒く、しかも朝でさらに寒かったのが第三の幸運だったのです。
私、実はうかれた旅をしますと、雨どころか雪を呼ぶ超雨男として、友人に非常にからかわれる雨男だったのです。(もしかするとこれが第4の幸運?)
この日から何だか天候が変わったようで、日本海側は雪が降ってしまったような感じだったのです。関東も寒かった・・・。福岡に帰りたいと心の中で冗談も思いながら・・・・・とはいっても、それは捕獲後、実は保護から捕獲へと状況が変わってしまったのです。それほど状況が変化してしまったのです。子犬は最高潮に恐怖で怯え、それが犬の習性として攻撃的な感情へとその子追い込んでしまったのです。
実はこの時、咬まれる事に腹をくくりました。そのくらい「人」に対してのイメージが悪い方へ取っていることに気付いたのです。
その時に、オーナー様が言った「連れて行かれた」という言葉を思い出したのです。
そして様子を見ながら子犬に近づき、その子の行動を観察しながらさらに近寄っていきました。
防波堤?の端まで追い込み、どうしようもなくなった子犬は、「恐怖」のあまり、攻撃性を増し、歯をむき出し唸っていました。
・・・・この子、とても訪問者に甘えてしまう子なのに、どうしてこうも変わっってしまったのかと、オーナー様が言っていたように、「(恐らく)連れていった」人間に対しての怒りが込み上げ、今まで一緒にいた私でさえ気付かない程、追い込んでしまった事に対して、額の血管が切れるほど私はキレてしまったのです。
普通だったら、こんな状況に追い込まれたりしません。この時確信しました「誰か車に乗せて連れていったな」と・・。それだけ子犬らしくない狂犬じみた表情をしていたのです。
私の元にいるとき、人に対して敵意を見せたことがありません。これは完全に人間に対して不信感を抱いているのです。
相当追い込まれていたのです。
【人間は追い込まれた時、死を選び自殺する心の弱い生き物です。しかし、犬はその観念がないため、「生」を拾おうとするとても強い生き物なのです。」
もし仮に、可愛いから連れて帰った。でもお父さん、お母さん、に「ダメ」と言われ、仕方なく、その辺に捨てた・・・。(純粋な愛情を両親が切り捨てた・・・・子供編)可愛いから連れて帰り、手に負えなくて・・・(一時的な気持ちから・・・大人編)それでは犬に【人間】のイメージを良い方向へ持っていけます?
「かわいいから飼う」「流行っているから」「自分のペットとして飼う」「ペットは私のもの」そんな考えだったら、飼わないで下さい。犬のことを知ろうとしないで飼って、それではハスキーと同じ運命を辿るのです。あの、大馬鹿者ヒルトン姉妹と同じなのです。犬は人間のステータスなど理解できません。その代わり一途な愛を飼い主に求めています。それは絶対に裏切る事のない純粋な愛情なのです。「私の子をどうしてこう追いつめたのか。」相当胸糞悪い感情を持った私がそこにいました。
子犬は追い込まれた恐怖の為、水の中に飛び込みました。ホワイトシェパードの父ソニックはそれを見て、近寄ろうと水の中に飛び込みました。しかし、子犬があまりの冷たさの為、岩場に戻ってきました。ホワイトシェパードの父ソニックはあまりの冷たさに、すぐに岩場に戻りました・・・、情けないというか、当たり前というか・・・・。
「しゃーない、咬まれるか・・・。」そこで決心したのです。
その時、運の悪いことに私の妻、オーナー、オーナーの姪っ子さんが心配して近づいてきたのです。(実はこれが最も幸運なことでした)
人間不信になった子犬は、それに対して更に恐怖を覚え、更に後ろ脚を水の中に・・・。
「ごめん、あっちに行ってて」と3人を遠ざけました。
その時、近寄ってくる人に対し、更に恐怖を感じ、それが遠ざかって行った”その方向に”注意した子犬の横に近づき、その瞬間、首を掴み・・・・。
防寒の為、着ていた服に噛みつき・・・そこで子犬の捕獲は終わりました。
恐怖でいっぱいの子犬は、目があうと更にその度合いが増します。3人が背中を向けたことにより、子犬は私の存在を一瞬忘れたのです。
全身水に濡れた子犬を背中から抱きしめ・・・、そこで子犬の捕獲は終了です。
そしてオーナーのI様に、子犬に首輪をするように頼んだのですが、・・・・・・・。
当然のごとく子犬の正面から・・・・、
咬まれます・・・。それは当たり前です。
でもその後、「ごめんな~、フジ。」・・・咬まれてもそんな優しい言葉をかけられるオーナー様だったのです。
・・・と、言いますか、じつはこの方、お引き渡しまでわざわざ千葉から福岡まで3度も来られたのです。
すみません、その時に犬に対して純粋な愛情を持った優しい方だったからこそ、私は関東に来たのです。
血だらけの手で、「ごめんな~フジ」って・・・。
顔見れば解りますよね、咬まれても痛い顔しないで、愛犬の心配をされているのです。
よくみると、それ以前に捕獲で失敗し、手のアチコチに傷だらけになっていらっしゃったのです。
「しゃーないか、かまれるか」と思った私が恥ずかしい・・・。そう思ったのです。
飼い主として、最高の愛情を持って接して貰ってたのです。この子。だから家の周りをクルクル回って、自分で今から過ごす環境を歩き回りながら認識していったのではないでしょうか?
正直に言います・・・・この時、「仕方ない、行くか・・・。」と思っていた複雑な気持ちが、「行って良かった」と思えるほど、私達夫婦は、非常に心を満たされたのです。
丁度そのとき、ブランシェのオーナー様、I様から連絡があったそうです。 「探しに行きます」と・・・・。その時は夢中で携帯にご連絡が入っているのを気付かなかったのですが、やはり、本当に犬好きな人は、こんなに「温かい人」なんだと。
自分の事のように、遠方だからといって、インターネットで、保護状況を確認して頂きました台湾のT様他、とにかく私達の子達のオーナー様は心温かい方ばかりなのです。
「ホントか?」とお思いの方は、全てメールお見せしましょうか?・・と思ってしまうほど、とても気にしていただいていたのです。
これだけ、この子達に愛情を持って接して頂けてるのです。わざわざ心配して電話をかけられて来られるくらいなのです。
行った甲斐ががありました。
実はこれが、この子達に追われていて自由のない私達夫婦の新婚旅行・ハネムーンとなったのです。
二人とも、この私達の子達のオーナー様の気持ちがとても伝わり、おそらく他の誰よりも心地よい新婚旅行となったのです。
ここで、もし、愛犬に逃げられたら、犬の気持ちを考え、保護してみてください。
飼い主さんは「愛情」が他の人よりも強い為、犬の正面から、手を差しのばします。でもそれが犬にとっては恐怖を与えるのです。逃げた子を発見した時、必ず確かめる為に顔を見ます。しかし、犬は目を見ているのです。目があった瞬間、一人で不安一体の子達が取る行動と言えば、「逃げる」:か、「恐怖に支配された攻撃」となります。
自分の子が顔の表情が変わってしまい、それで心いっぱいの方は愛犬の正面からてを差しのばしてしまします。犬の習性上追い込まれた子は噛みつきにいきます。本当の飼い主はそんなことに気付かれません。
ただ、「ごめんな~」なのです。
普通、車の窓正面以外に、【チラシ】を貼られる方っていらっしゃいますか?
私でしたらはっきりいって貼りません。それは私が【恥ずかしい】の概念を持っているからなのです。ちなみにこの方、姪っ子さんは小学校を休んで探されていたのです。当然のごとく飼い主さんは仕事を休まれ探されていたのです。
本当に見つかって良かったと思います。
とりあえず、http://www.wash-sozai.com/の後ろにtest/を入れてご覧下さい。本当の愛犬との付き合い方を画像と共に、修正しております。ですから、翌日のお話しはそれを読まれた後、お付き合い頂ければと思っています。
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