犬と人間と・・2011/4/1~ホワイトシェパードの日記

え~、みなさんお久しぶりです。
パソコンのハードディスクの異常から、ようやく復帰したかと思っていましたら、肝心のサイトのデータがむちゃくちゃに・・・。
他のサイトはひとまず手を打ったのですが、どうしてもこのサイトだけ復活できず、仕方ないので、4月以降の日記は、こんな感じのリンクに変更しました。
さて、この間色々とありました~。一番感じたこと、それは人も犬も変わらないということ。
飼い主が愛犬を連れて散歩中に起こる問題行動で、ずいぶんとお悩みの方が多いんですね~。
人を見ると唸る・吠える・噛みつきに行こうとする攻撃的姿勢。怯える。ベビーカーに反応する。犬に反応する。鳥に。
まあ、こんな問題と思っている行動に、どのように対処していますか?
よく目にするのが、「怒る」なんですね。
でも、そんな光景を見ていると、どうしても人って愛犬に注意するでしょ。
こんなとき、愛犬の気持ちというのは、「不安」いっぱいなんです。不安を感じているから、周りの出来事がまるで見えていないのです。帽子をかぶった人に。スーツを着た人に。反応してしまう。そう思われている方も多いとは思いますが、
実は、すべて「不安」からでてくる行動なのです。
そのために、人や犬・鳥・猫・ベビーカーなどの動くモノ、目に映るモノすべてに過剰な反応を示しているんですね。
こんなときに、注意すると、さらに不安を高めてしまいますので、さらに攻撃的反応を示したり、まったく注意が耳に入っておらず、そのために、何度も同じ行動を繰り返していませんか?
このような場合、まず不安を取り除くこと。たったこれだけなのです。
「不安」を解消して、冷静にさせる場合には、「喜び・安らぎ」。つまり安心感を与えてあげることなんですね。
いくつも例があるのですが、
たとえば、もの凄い人が集まるところに行きました。買い物をして車まで運ぶために、目の前を買い物カートが通ります。ガリガリガリと音を立てて。
もちろん人が近寄ってきます。犬連れの方もいらっしゃいます。
飼い主さんと一緒にいて、だんだんと落ちつきない行動が見え始めます。ふと目の前に現れた子供に対し、さっと噛もうとします。「○○!ダメ!」リードを引っ張り止めるのです。
そうやって見ていると、とにかくせわしなく動くわけです。その場を離れたいのは見て解るとおり。
そんな感じであり、その子を渡して貰い、そしてゆっくりと体全体を抱きしめて、過ごすんですね。
大丈夫だよ。大丈夫。そのように声をかけながら。
そうやって過ごして、いざ飼い主さんにリードを渡し、飼い主さんと二人並んで芝とアスファルトの境界ブロックに座っていますと、その子が私のところに潜り込むんです。飼い主さんが呼んでも動きません。軽く引っ張ってもまったく動きません。何度も呼んでも私から離れないのです。
これを見て、飼い主さんは思うのです。どうしてだ。と。だって毎日一緒に過ごしているのに、それと比べ、ほんの数回しか過ごしたことのない他人のほうが、お前は良いのか。って。
違うんですね、愛犬は安心できる場所から離れたくないのです。それが脚を広げて座っている私のところ。たったそれだけのことなんですね。
よく部屋の隅に座っていることあるじゃないですか。怖くなると飼い主の側から離れて、部屋の隅っこに座って・・・。
これって、飼い主よりもその部屋の隅っこが一番不安を感じないからなんです。不安から遠ざかるためにそうやって態度にして示しているのです。
ということは、どういうことか。それは、飼い主に安心感を持っていない。つまり、飼い主が愛犬に対して、頼られるための行動がとれていないんですね。
ウチって週末はいろいろな子が来ます。
そして同じ部屋の中、それぞれの子と一緒に、犬について話し込む飼い主さんたちと私。
私はたいてい二人。数人の方も一人。6頭ほど同じ部屋で過ごすのですが、まあ、狭い・・・。特に男の子ばっかりが多いので、さらに狭い・・・。
そんなときってそれぞれの子が不安を感じるんですね、そんな環境に慣れていないから。
すると愛犬たちはどのような行動に出るか。飼い主の側に寄り添って静かに寝ている子もいれば、堂々とどこでも寝ている子もいます。エクシーのように他の人の側で甘えて、そのまま静かに触られている子もいますが、
たいてい、その場から離れたいという行動にでるんですね。
ヒンヒンヒン落ち着きなく、ドアの側でチョロチョロする子もいれば、そわそわと逃げ出せる場所を探す子もいるし。椅子の下や部屋の隅に逃げ込む子もいます。
基本ウチの子って、どこでもいいんですね、人に触られる触れあえる喜びのほうが強いため、たいていの場合、私の側から離れて、他の人の横に座っています。その座られている方がどのような方かというと、やっぱり自分の子に対して、強い自信を持っている方が多く、かわいがってくれる人だと解っているエクシー以外は、たいていの場合、そのような人の横に寝て、触れてもらえるように寄り添って寝ています。しかし、みんな私のほうを向いて。
不安を感じないからでもあり、そのような人に対して、安心感を感じるからでもあるんです。
そうやってだんだんとレベルアップしている子たちの中に、今から!という子もいます。さて、不安を取り除かなければ。
そんな子の中に実は「いろは」がいるんですね~。レベルアップした子たちに囲まれると、ウチの子が目立つようになってくるんですね。
ですから、いろははずっと私の足下に寝転がっているんですね~。
さすがにそれなマズイ・・・。そう思えて仕方ないようになりまして、それでいろはを特に外に連れ出して教えるようにしたんですね。外へ出るときは常にいろはを連れて。もちろん、リードなしで車に乗って。
リードを忘れて・・・車に載せていたつもりで行ってしまい。
もちろんそんなときってリードをつけないと行けない場所には連れて行きませんが。
エクシー以外は教えていないことをいろはに教え始めたんですね。
リードなしでちょっと離れたところにある車まで、前を歩かせず、後ろをゆっきりついてこれるように。
これは家の中で覚えたことなんです。飼い主はこんな人なんだって。
そrを理解できたと感じたとき、車までちょっと離れていますので、そこで前を歩かず私の後ろからトコトコと調子をあわせて付いてくる。ちなみに、いろはは引っ張りグセないんですけど、草に反応してしまうんですね。
しかし、声をかけると行こうとしても戻ってくるようになったんです。それはけっこうエクシーを連れて行く、近所のホワイトシェパードのアゲハ宅にあるアゲハ専用となってしまっている遊び場。草が茂り、周りは柵に囲まれ、かなり広い敷地で。
元保育園だったところで、桜を見ながらゆったりと過ごして。
そこで、草に対しての意識を飼い主よりも弱くしただけのこと。完全な呼び戻しができるように。
私の中の完全な呼び戻しとは、いくら興奮して遊んでいても、声をかけたら、トコトコと急がず慌てず戻ってくること。
実は私、手がかかるようなことを一切したくないため、気に入らないこと・気になったことは、その場で教えるんですね。
何がしたいんだ。何を求めているのか。はっきりと自分の子たちが反応するまで、訪ねるんですね。
すると、自分の子たちが、何らかの反応を示したとき、「○○して欲しいのか」と声をかけて、その要求に応えてあげるんです。
しかし、勝手に外に行きたいとか、そういったことは絶対に聞かずに、だめだって、今は行かない。
ごく普通に話しかけているんですが、しっかりと諦めるんですね。だって、コイツに今言ったところで絶対に無理だ。
これを確かに感じ取っているんです。
なので、その後時間が経って、「それじゃあ、行こうか」この言葉をずっと待っていたかのように、とても喜ぶんです。
さて、どうやって喜ぶのかというと、尾を振り頭を振って、その場で喜びを表す。すぐに目的のところに向かおうとしません。
だって、思いが通じた喜びを全身で表し、飼い主が次に取る行動をずっと見ているのですから。
そしてそんなに体を使って、走り回りながらせわしく喜びを表さなくても、ちゃんと伝わっていると理解しているからなのです。
そんなだからこそ、何をしたいのか、言葉を覚えていくんですね。水が欲しい。オシッコしたい。トイレ(ウンコのこと)に行きたい。おやつが欲しいな~(目を細めて訴える)。とにかく何でも覚えるんです。
遊び場で遊んで、気にいった小石や枝をくわえて帰ろうとすると、「それは持って帰ったらいかん、置いてかえって」こう話しかけるだけで、口から地面にそっと置き、そしてついてくるんです。
こんなことができるんですよね誰だって。もうごく普通に人間なんです。
そういった光景を見ている方々は、よく目にするから意味が解りますよね?
ささいなことでも理解しているんだなと。
でもこんな関係が成立するのは、不安を感じたとき、私の側にいることが一番安心だっていうことを、自分で思っているからなんです。これが頼りとされているってことなのです。
その頼りとされる環境に、人って人らしく注意してしまい、余計に不安を煽る行為をとってしまうんですね~。
これは私もそうだからな~。でも、そのように頼りとされていると感じた時って、人らしく注意してもちゃんと聞こえているんですね。もっとも不安を感じていないときなんですけどね。
でも、不安がっているのに、そんなときにこそ、飼い主は頼り甲斐があるんだと認識させるチャンスなんですよね。
もったいないことに、その機会を自分のものにできない・・・・ついつい注意してしまうんですね~。
怖い・不安なのに、さらに飼い主から怒られる・・・・。結果、不安ばかりになってしまい、ちょっとしたことで激しい反応を示してしまうんです。
だったら、そのようなとき、座り込んで、愛犬を座らせ、優しく抱き囲むようにして、声をかけてあげれば良いのです。
対象物から目をそらすよう、飼い主が覗き込むようにしながら、顔を優しく触れて、飼い主の顔が見えるようにして、「大丈夫だよ。そんなに不安になることないんだよ」
大げさに言う、は~いヨシヨシみたいなくらいの声をかけて、意識を飼い主に向けさせて、そして不安で必死に耐えている愛犬の心を緩やかしてあげるのです。動きがあまりなくなったら、
は~い、落ち着け落ち着け、静かに声をかけながら、ため息が出るのを待つのです。
ため息と共に、体の力が抜けてくるのを感じるはずです。
落ち着いたら気づくのです。飼い主って安心感があると。頼れるんだと。
すると、だんだんと飼い主のことを意識し始めるのです。
そうやって、信頼される関係になり、飼い主の伝えたいことに対しての反応を、飼い主は喜びと感じ、そして自信をつけていく。
愛犬のことを信頼してくるのです。
・・・本当は、信じてあげなくてはいけないのですが、過去の出来事が頭をよぎってしまい、ついできなくなってしまうのが人間ってものです。
そこには不安を感じている自分がいるはずです。
ですから、制御できない。そういう気持ちが先に入ってしまい、愛犬の気持ちが見えていなくなるんですね。
まずは安心感を感じさせること。これが大切なんです。
そうやって落ち着いたら、ゆっくりと対象物を観察させるわけです。
冷静な判断ができる心を持たせてあげること。これが飼い主の努めなんです。
そうやって数日間、いきなりいろはがライトのお母さんの横で体をすり寄せて寝ているんです・・・。
しかも安心しきった顔をして・・・。
男の子連中が、発情の終わった、もしくは始まる前の分泌物に、興奮して、いろははおいかけまわられていましたのですが、
私を頼ってくることをせず、まさかライトのお母さんの横で・・・。
お母さんに体を抱きしめられ、気持ちよさそうに寝ている・・・。
「実はいろはが一番怖かった」ライトのお母さん談。
アゲハのお父さんに追い込まれて何度も何度も、いつもいつも・・・。
せっかく理解していたのに、勘違いするようなことをするわけなんです。意地で・・・。
いろはの感情を理解し、そして頼られるような振る舞い方が、いろはを頼もしい人だと身を任せたのです。

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