
ドーベルマンが・・・じゃなくて、実はこっちを書きたかったんですよね。飛び入り情報でしたので、つい書いてしまいまして、二日続けて二回書いております。
犬って興奮していると、周りがまったく見えていないのにお気づきですよね?
ここらへんのことを主にお勉強会やっているのですが、興奮を抑えるにはどうしたらよいと思われますか?
これもまた犬の社会を見ていたら解ることなのですけどね。
上位の犬の存在が下位の犬の興奮を押さえ込んでしまっているのです。
つまり、上位であると認めた下位の子は、その上位の子に対しては、徹底的に意識して確認しているのです。目を併せずチラチラと見ながら確認しているのです。
面白いことに、レベルがそこまで達していない若い子は、逆に上位の犬の出現に興奮して喜んでしまうんですよね。
しかし、上位であると完全に認めた下位の子たちは、その出現に対して、敷地内の隅の方に移動して、静かに様子を見守っているんです。その子たち以下の下位の子たちは、・・・・つまり、エクシーの出現によって喜び興奮する若い子たちは、完全にそのエクシーの次に上位の子たちの前では、静かなんですね。
これがある程度の月齢に達していないと、無邪気に遊んでいるのですが、父親(オス)に活を入れられるんですね。
母犬たちはとっても優しい接し方しかしないんですよ。
こうやって上位の子に対しては常に冷静であることをしっかりと観察できるのです。
面白いことに、これを人間が使うわけですよ。そうすると意識的に変わるわけなんです。犬とは違って人間ですからね。
犬と人間の違いなんて、犬から見ると当然のように解っています。
でもいくら言葉が違うからといっても、犬の言葉って人間が使っても、しっかりと犬に伝わるんですよね。そんなことは王国のおじいちゃんも言っていたらしく、その通りなんですね。歯を見せると様子が変わるのもこれに当てはまるんですね。ただ、やり方なんですけどね。
これで上位の人になれるのです。するととても不思議な事が起こります。
特に初めて人間から犬の言葉を使われて自信の強さをアピールされた子っていうのが、またとんでもなく変わるのです。
興奮が治まって、常に冷静でいられるようになるわけです。これって覚えていらっしゃるでしょうか?ホワイトではなく小型犬の子に対してやったとき、一瞬で大人しくなったのを。
帰りがけに優しく穏やかにシッポを振って、軽く私の顔をちょんって舐めてくれた子なのですが、その前までは私を含め、二人咬まれましたから・・・。
そんな子を一瞬で変えてしまうのが犬の言葉なのです。魔法にかかったように一瞬で変わるんです。
まあ、その変化をご覧になって本格的に話を聞き始めたのがヴァイスの親父さんなんですけどね。
他にもお勉強会に参加された方の子を目の前で変えましたしね、これで犬種問わず使えるってことも解りましたし。
犬の世界では万国共通語なんですよね。実際にあのアメリカからやってきたどうしようもないグランディとの頼りとされるための関係を3日で築いたわけですから。
それも接し方なのです。犬なら犬らしく接することが大切だって理解していただけたかと思っているのですが、そんなことをお勉強会に来られているウチのオーナーさんたちは書きもしない・・・。
リードだってそうなんですよ、引っ張り癖なんてちょっと使っただけで変化するわけですから。
それがメインでお勉強会に来られたオーナーさんでしたが、その前の犬の行動についてのお話しを群れの中でやって、ほんの帰りがけのちょっとした時間で、しつけるために本来の散歩の仕方をやっていただいただけで、すぐにその場で変わり、そして猫がいようと、繋がれてワンワン吠えている犬がいようとも、反応を示さなかった(正確に言えばさせなかった)わけですよ。
こんなこといくら書くよりも、実際に体験したほうが遙かに解りやすいわけなんですけどね。
そういった体験をしているから、こうやって偉そうに書いているのですが、これが対立を生むんです。昔ながらの人間主体の訓練と・・・。そんなことでしつけ出来るはずがない。そう思われるわけですよ。実際まったく耳を貸さなかったヴァイスのお父さん。
目の前で一瞬にしてヴァイスの行動を変えてしまったことによって、ようやく今までのやっていたことに疑問を持つようになったわけですから。今はそうとうおっしゃっています。ヴァイがエクちゃんみたいな顔になったって。
そうなのです、表情が変わるのです。認められると表情に変化が見られるのです。
それが落ち着いた心から表現している優しい笑顔になるのです。たとえどこに連れて行ってもその表情が出ているのです。
こういった変化を見逃し、そして形ばかりのしつけなんて、まったくおかしいのです。
その証拠に、呼び戻しの態度が違います。座れの態度が違います。とにかく色々なことに対しての態度が違うようになるのです。これはお勉強会に参加された方はどなたもその態度・行動の違いを実感していらっしゃいます。
誰だって本来犬が持っている穏やかな性格に育てたいって思われませんか?
実際あった話なのですが、私が一ヶ月だけ訓練所に預けてみたらどうでしょう?って、その場でウチから訓練所に預けられた子がいたのですが、その一ヶ月後、・・・・・もの凄い神経質になってけたたましく吠えるんです。それは咬みそうになるくらいなんです。まったく冷静さを欠いた子になってしまいました。オーナー様に申し訳ない・・・・。そう思ったのですが、
この子は神経質ですがよい子ですので、その後も訓練入れて下さい。
・・・連れて行ったときは、小型犬の子犬や他の犬とも喜んで遊び、訓練士さんにも甘えていくような何も動じない子であったにもかかわらず、しかも、訓練士さんには、しっかりと性格の良い子に育てているねって褒めていただけたにもかかわらず、その月齢の接し方を誤った管理のせいで、見事に飼いにくい子に育ってしまっていたのです。犬のプロなのに・・・実はこのとき疑問が生じたのです・・・。おかしいだろ?って。
実は、その月齢、その月齢に併せた環境を与えるってことがとっても重要な時期ってあるのです。その時が3ヶ月以降なのです。こればっかは絶対に他に漏らせない重要な武器となりますので、誰にも言えませんし、ヒントも言えません。
余所と差を付けるためなのですが、まあ本気で育てていたフェニックスやムーン、メリー・・・・・ブルーは、その重要な時期にはヤバい子を預かってしまい自分が描いていた子には育ってくれずやや失敗してしまいましたが・・・・。
まあ、そんな子たちはしっかりと育てるわけですよ。さてどうでしょうか?ってなもんです。犬らしい人大好き・犬大好き、そして冷静に付き合える子に育っています。ほったらかしのB系やアローも近頃は、お勉強会の子たちのレベルアップに併せて、とんでもなくみっともないと思えてきて、私は再度やっていますが、その子たちの変化も、お勉強会に来られたオーナーさんたちは、しっかりと解って、前とは違う。前まではこうだったのに。そうやっておっしゃいます。
それはどういう意味か・・・・、犬らしさを理解されているから、確実に変化を見抜けていらっしゃるのです。
それで、自分の子が一週間ごとに変わっていくことを報告されるのです。こうこうだった。こうこうだった。その変化はとても大きいもので、それ以前と必ず比べられるのです。そうやって自分の子に対して信頼をしていかれているのです。
それまでは信じれないのでリードから離すことが出来なかった関係でしたが、今では違う気持ちになられてきているのです。これが自分の子の行動を信じることが出来るようになった。つまり信頼関係の始まりなんですね。
こうやって愛犬と共に飼い主も心が変化するためのお勉強会なんですよ。
ですから、訓練系とまったく考え方、やり方が違うわけなのです。芯から変えるためにやっているのです。
出来るようになるのではなく、心を変えるためなのです。
まあ、多くの子は適齢期をそれぞれの環境で過ごします。
その時に何か不足しているものがあって、それでちょっとしたクセが出ているわけですから、その原因となるものを取り除くための環境・経験を与えれば良いのです。
しかし、それには冷静を保つことが重要です。
それには飼い主の存在を強いものにし、意識を常に飼い主に持たせること。
そうすれば、目標物に対しての意識よりも飼い主に対しての意識が強いわけですから、
なんなくこなせるようになるのです。
そうやって経験させていくだけなのです。
それの繰り返し繰り返しなのですけど、冷静さを欠いた子がいくらやってもダメなように、必ず飼い主に対しての意識を保たせ、そして不安・興奮などができるだけ入らないようにしないといけません。
それでいくら興奮していても、飼い主のひと声だけで、さっと冷静になる子になるのです。そうすると色々なことを覚える余裕ができてきますので、素晴らしい早さで物事に対する認識を深めていくのです。
何度も言うようですけど、私の自慢の子、エクちゃんを見たらお解りになるはず。
この間も、アジリティの障害物をなんなくこなすところをご覧になった方がいらっしゃったでしょ?やったこともないような障害を難なくこなしていたでしょ?とても初めてだとは思えないでしょ?私の言いたいことをしっかりと理解してくれるんですよ。
特にヴァイスのお父さん。嘘付いてる?
ヴァイスも挑戦して貰ったけど、やらなかったでしょ?
これはエクちゃんが私に対しての意識の強さから、そのモノに対する不安が和らいでいたからなのです。
ですからごく普通に話しかけながら、なんなくこなしていったのです。ただし、競技と比べ、スピードが明らかに遅かったのでしょうけど。
でも、こうするんだっていうモノの覚えが格段に違っていたでしょ?
次に行ったときなんか、これをこなして、次の障害物に自分から行ってやっていたでしょ?
このときはお勉強会の主要メンバーでしたので、その方達がしっかりと確認したはずですからね。
嘘ついてもどうしようもないわけですからね~。
これが信頼関係です。信頼関係は、愛犬の不安や恐怖を和らげる効果があるのです。感情を表す尾の振り方も変わってくるのです。
犬の言葉を知るということは、とても重要なのです。
それがデタラメばっかりや中途半端なことを書いているものが多くて・・・・・。
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