
そういえばふと思い出したことがあったんですね、それで疑問に思ったことがありまして・・・。
数年前、茨城の公園で野良犬を見たんですね。しかも何頭もいるじゃないですか。
ウチ周辺はそんな野良犬なんて見ないんですよね~。ですから不思議に思ったことがありまして、それが今ピン!と来たのです。
これは難しい・・・どのくらい明かせばよいのか・・・、明かしてしまうとブリーダーとしての犬の秘密がバレてしまう・・・。
これだけは最大の武器なので、ボケさせて表現していくしかないので、そのつもりでお読み下さい。
まあ、私、野良犬を観察することなんて、まったくない環境でしたので、物珍しげに野良犬の行動を見ていたんですよね。
驚いたことに、一頭ではなく、きちんと数頭の群れで行動していたんですね。しかも行動がまるっきり一緒なわけですよ。
まあ、茨城で2日間見たんですね、別々の野良犬。それから数日前に千葉のほうで昼間に野良犬を捕まえたのですが、
まあ~、基本的に眺めているくらいでは、まったく人間に対して害を及ぼさないのが野良犬のようなんですね。
声を掛けると、一定に距離まで走っていく。私が近づくと、さらに一定の距離まで離れるんですね。
そうやってその場にいた数頭とも同じ行動をとるんですよね~。
千葉では生後5ヶ月も経っていない子犬を保護したのですが、まあこっちが手を出さないと犬も手を出さないようですが、このときは捕まえることが目的のため、・・・・・結局はまあ、どこの子だか解らないホワイトの野良だったんですよね。
でも動きが明らかに違うわけです。捕まえた瞬間、今まで体中に入れていた力を抜いたんですね。これは人間の手によって生み出された犬だと感じました。・・・どういう理由があってそのようなことを言えるか・・・あとで書こうと思いますが、ボヤケた感じでしか書きたくないので・・・。
まあ、そうやって結構長い時間、観察していたんですよね。
そんな珍しい観察ができ、それから数年経った今、ある文献を目にして驚いてしまい、そのときに、は!っと気づいたわけなんです。
海外のお話しなのですが、犬の傷害事件で野良犬によって起きた事件の回数よりも、圧倒的に飼い犬が起こした事件が多い。
・・・・つまり何だな~。
私が野良犬に対して思っていたことと、それと関係あるんですよね~。
こってこての野良犬って、これほどかというくらい人間にある一定の距離を置いてしか近づきませんでした。
少しでも近づこうとすると、すぐに距離を取るわけです。近づくのを諦めてまた歩き出すと、また近づいてくるわけです。
このときはラオウとエクシーを連れていましたが・・・。
もちろん、ウチの子たちも野良犬も一切吠えないんですよね。恐怖・不安を回避してできるだけ冷静にいるようにってことでしょうね。
エクシーなんかシッポ振ってたし・・・。
別に怖がっているようでもないわけですよね・・・。
そんなこんなでピンときたコトなのですが、
野良犬を見て、飼い犬を見て、それでお互いの行動の違いを比べると、
3つのパターンに分類できるのです。
まず一つ目が、犬の社会性と「あること」共に経験済みの子。
二つ目が、犬の社会性のみ経験済みの子。これが野良・飼い共にあり得るということ。
3つ目が「あること」のみ経験している子。
この「あること」と犬の社会性、どちらかが欠けるだけで、家庭犬としては相応しくない子に育つのです。
犬の社会性、これは3段階に分けています。
第1段階は母犬と兄弟姉妹との触れ合い。
第2段階は父犬の厳しさ、それに兄弟同士姉妹同士での力の差を決定していく。・・・とは言いましても同等の月齢の子たちという意味で・・。
第三段階は、強烈な父犬の厳しさ。強烈とは言いましても、私たち見慣れた者からすると、べつに強烈ではありませんが、見たことのない方が見られると、イジメているようにしか見えないようですね。
まあ、本当はこの第三段階を経験した子の方が遙かに飼いやすいのです。
それはライトや千歳のお母さんが実感していますので、本人の口から聞くのが手っ取り早く真実を聞けますが・・・・日記やなんかに書いてくれないんですよね・・・。
だ~れも、自分の子が変わったなんて報告書いてくれないんですよね・・・。
まあまあ、そんなグチはさておいて、
そこで1週間後に会った貸し出し中?の子たち、みんな私よりもそのお母さんたちのほうが、はるかに強く意識しているわけです。
一週間前までは、呼ぶとすぐに来ていたのに、・・・ちっとも来ない・・・。
慣れの早さが異常なまでに早いのです。
ラルフなんて、もの凄い関係を築いていたのにもかかわらず、興奮していると、まったく反応しないのです・・・。
これって、ふたつのコトが関係しているんですね。
それが徹底した犬の社会性を学ばせたこと。そして「あること」が関係しているのです。
ウチの子たちって、基本的に親任せなのですが、そうですね~、子育てに余裕が出来る生後2週あたりから・・・・・これは言えない・・。
まあ、これを徹底的にやっているわけです。
「あること」をしなければ、飼い主に対しても完全に心を許さない子になってしまうのです。
・・・ヒントは、たしか昔の日記に書いていたんですけど、それと結びつけることが出来るかどうか・・・さて、何でしょう?
まあ、こればっかりは言えないんですよね・・・。
ちなみにその文献も、まったく同じコトが実験によって証明されたそうで。
・・・そんなことくらい、実践で解っとるわい!!言いたかったのですが、イマイチ自信がなかったので、相当嬉しかったですね~。
だって、飼い主に心を許さないような飼いにくい子育てても、あとが辛いですから、必ずウチの子はそうやってやっています。
これだけは誰にも言えない。・・・まあ、セブンさんには伝えないといけませんけどね・・・。
ウチの基礎血統を完全に確立させるにはなくてならない血統を持って行かれたので・・・。
まあ、簡単に考えているブリーダーって多いわけですよ。
でもウチのブリーダーさん、なんだか感覚で理解しているのか、それともホワイトを愛しているのか、そのために、同じようなことをやっているんですよね・・・。これが慣れてくると手を抜いてしまいがちになるんですよね・・・・それほど重要なのですが、誰にも教えることができない・・・。
余所と差を付けるためには、そのくらい隠さないといけないコトがあるんですよね・・・。
まあ、これはおそらくブリーダーがまったく考えていないことですが、どちらかというと、この「あること」の方が入っていて、逆に犬の社会性が入っていない子のほうが、遙かに多いのです。
犬の言葉も知らないで、人間社会に上手く適応するかって・・・。
45日くらいで・・・どうかしたら30日の子犬を売っているわけですよ・・・。
だからこそ、飼い犬のほうが遙かに事件が多いのです。
それと、その後の心の余裕の無さ・・・・。
若いときに心の余裕を作っておくのが、もっとも飼いやすい子に育つのです。
ただ、これは犬の社会性を学んだ子であれば、確実に変化するのです。
結局は犬がどのくらい心に余裕ができているかなのです。これは経験なんですが、誤った経験をさせると、それがまったく逆効果になってしまいます。
それを再認識させている子もお勉強会に来られていますけどね~。
どうもこの二つのポイント、つまり子犬の時の経験の仕方によって一生問題行動をとるかとらなくなっていくかが異なってきます。
これを飼い主が押さえることができるほどに、関係が出来上がっていればよいのですが、
そんな子ほど、犬らしい行動を取れない子に育っているんですよね・・・。
環境に上手くて適応するのに時間はかからない子のほうが、はるかに飼いやすく、そして犬としての自覚がある子のほうが、当たり前のように飼いやすいわけなんです。
これが人間に対して支配しようとする犬にも関係してくるのです。
まあ、言ってみれば・・・ごめんなさい、ライトなんです。
お母さんがライトのコトで悩んで、しかも中途半端なこの日記を読んで、そして真面目につきあっていらっしゃったからなんですね・・・。
怒るコトなんて必要ない。これはちゃんと信頼関係ができている私だからこそ言えることであったのです。
注意はするのですが、真剣に怒らなくて良いのです。
今は注意されることが極端になくなったライトですが、
でも、欠けているところがあって、それで昨日は小型犬がたくさんいるドッグランに行ってまいりました。
大型犬を連れてくる人がもの凄く少ないところですので、下見にヴァイスの親父さんに連れて行って貰ったドッグランにでかけたのです。
屋外での経験。これがライトにはもの凄く欠落していて、心の余裕ができた今なら、簡単に受け入れる余裕ができてくるはずですので、連れて行ったわけなんです。
すると、まあ柵の向こうから小型犬がやかましいくらい吠えていたのですが、何事もなくしっかりと観察していたんですね。
でも、環境が今までとはことなっていたこともあり、例のごとく、圧倒的経験の持ち主であるヴァイスがちんぴら化しまして、ライトにケンカをふっかけるのですが、
絶対にケンカを買わない余裕が出来た犬の付き合いがもの凄く上手なライトに対して、場馴れしたヴァイスの一人舞台。
は~、自分よりも弱い子(ホワイトシェパード数頭で行きました)に偉そうな態度を取るわ取るわ!
まあ、エクちゃんには頭が上がらないみたいだけどね♪
といいますか、ヴァイスは小型犬に対しての慣れはあったのですが、大型犬に対して、しかも自信を持っている子に対しての慣れがなかったわけなんです。
ですから、アローやグランディがいるウチでは、もの凄く小さくなっていて、冷静さに欠けているんですよね・・・。まあ、親父さんがその場にいれば、まったく大丈夫なのですが、
部屋に入ったとたん・・・・むか~しむかしのライトを見ているようで・・・。
面白いことに対極にあるんですよね。
ウチではライトのほうが遙かに強い。でもドッグランではヴァイスが強い!
気軽に連れて行けるようになったライトは、そのような場所で落ち着いて経験させることによって、ラオウ以上の子になるはずです。
ライトのほうがラオウよりもぞっと心が広いんですよね~。
そしてヴァイスはというと、ウチで強い子の圧倒的自信のある行動を見て慣れろ!!!・・・と、親父さんに言いたい・・・。
二人とも、完全に犬らしい子に育ちますので、おそらくリードなしで散歩するのが当たり前になってしまうことでしょう。
それで、ライトのお母さんは、真面目の前にうんこがつくほどの超クソ真面目。
それに対して、スーパースペシャル級に、心に余裕のありすぎるヴァイスの親父さんは、そのせいで、結構ヌケていて・・。
さて、どちらが確実にレベルアップするかは見物ですね~。
年齢からいうとヴァイスが上なんですけどね~。
この二人の成長のさせ方の違いによって、まったく両極端の子になっているんですよね。
でも二人とも、「あること」「犬の社会性」が入っているのですが、
ライトは「犬の社会性」に磨きをかけ心の余裕を作っていったのですが、
ヴァイスはそれと逆で、「あること」に磨きをかけていった結果、あの心の余裕ができたのです。
その行動の違いを見れば、確実に解ったことがあるのです。これはお勉強会に来られている方すべてと、お互いの親もしっかりと解っているのです。
それは行動の違いに現れます。
犬社会で自信を付けたライトの動きは、じつに余裕のあるのんびりとした動きに現れます。
逆にヴァイスはというと、確実に子供の動きなのです。それこそ落ち着きのない行動を取ります。
これは見ているとどちらが優雅か想像が付くはずです。ウチのエクちゃんをご覧になった方はお解りいただけるはず。
いつもあんな行動をとるわけです。
これが逆の場、つまり経験したことのない場所に出かけると、逆にヴァイスが伸び伸びとしていて、
ライトは不安を覚えています。そのため、ゆったりとした動きではあるけれど、自信のなさを表す犬の行動を取ります。
頭を下げて、飼い主を眺める行為・・・・表現しにくい仕草なのですが、これがまたなんとも笑えるくらい情けなくて・・・。
しかし、動きに余裕の無さが伺えるのが、ヴァイスなんですね。
それを確実にお父さんは理解していらっしゃいますので、それを解決させるには、むか~しからライトに対して与えた環境が必要となってくるし、
逆にライトは、むか~しむかしヴァイスの経験したことを、ヴァイス以上の時間をかけなければいけませんが・・・。
これが終わると、ライトはラオウ以上に、ヴァイスは・・・どちらかというとエクシー的な子になって、それから本当のいつも笑って過ごせる関係になってくるんでしょうね~。
これが本当の自由なんだと思っています。まあ、そのようになるまでにエクシーは1歳半かかりました。
ライトは4歳までに、ヴァイスも4歳までに確実になっていることでしょう。
男の子はそのくらいかかりますからね~。
でも、このときの幸せ感、満足度といったら、とても言葉で言い表せないものがあるんですからね~。
すべてを理解しているわけですから。
あのドッグランで、当たり前のように一・二回でアジリティの障害を軽く覚えてしまったエクシーのように、飼い主が何を伝えているのかがしっかりと理解でき、
そして驚かず焦らず慌てずにしっかりとこなしていくような子になるはずですから。
このように自由に行動させることができ、そしてしっかりと飼い主が何を言っているのか、何を求めているのかを、ごく普通の会話から答えを導き出せるような子に育つのも、
すべては「あること」と「犬の社会性」が基本にあるのです。
そしてそれ以降は、信頼関係を築くこと。
これがとっても簡単にできる犬の飼育法です。
犬なのに人間化していくんですからね~。
This web site is Japanese only.(c)2007-2009 White Shepherds Alwayshere All rights reserved. Designed for Internet Explorer6.0 or higher.