訓練犬と一般家庭犬と群れの犬・・2010/3/27~ホワイトシェパードの日記

訓練犬。どうしてこんな3つに別けたのか。
それは3つともタイプの異なる接し方をするからであり、それが果たしてその子が持つ性格かどうかを考えると、やっぱり違うんじゃない?そう思えるからです。
この画像はグランディ。まあアメリカからやってきました。訓練びっちり入ったタイプです。
そういえば、一緒にまとめてアメリカからきた子の中で、男の子同士だったらケンカを始める子が一人いるとのこと・・・・。
気をつけるようにとのこと・・・・。
・・・早く言えよ・・・・、グランディじゃん・・・。
それは検疫の際、はっきり解りましたから・・・。
だって、まるっきりタイプが違うんですよね・・・。
このキレ方は、心に余裕がないからなんですね。
しかし、もの凄く反応は早いんです。
それで甘えてくるときなんか、必ず私の左横にピッタリ付いて甘えてくる訳なんですけど、これがまたかわいいんですよね。超甘えん坊なんですよね。
でも、何か違うんですよ・・・・。犬らしくないんです・・・・。
う~ん、ウチの子と行動違うし・・・、甘えてくる行動も違うんですよね。
まあ、そこで久々の訓練タイプのヴァイスがやってきたんです。
この子もまた横に付くクセがあって・・・。
それではっきりと解ったんですね。やっぱり違うんだなって。
ヴァイスは一般家庭犬らしさを7割、残りが訓練犬らしさを持っているタイプの子なんです。
一般家庭犬らしいとは、完全にその飼い主の生活環境に順応している子たちなんですね。
甘え方はもちろん、人らしいと言うか、まあ人間に育てられていますから、やっぱり人らしいんですね、行動が。
それで訓練犬というと、今まで人間からこうしなさい!って教わっているじゃないですか、
ですから、その中からしか感情を表現しなくなっているんですね。つまり私からするともの凄く表現下手なんです。
感情表現下手ですと、どうも自分の中で表現したいことが表せないんですよ、人間相手ですと。
その人間相手といっても、自分が認めた人でないと、その決められた行動に従っての感情表現になってきますが、それでも自分の感情を伝えてきてくれるんですよね。
・・・果たしてそれで良いのか。
それであることを試したんですね。これって経験が少なくて臆病になってしまっている子に使うんですが、それをやることによってだんだんと自分の感情を相手に伝えてくるようになったんですよね。
犬同士のときにもそれをやるようになってきたんです。それまではさすがグランディ、喧嘩っ早いことはあって、ケンカ慣れしているんですよね。その時は駆け引きの見事さがでているんですけど、先に手を出すのは決まってグランディなんですよ。
人に対しては徹底的に教え込まれたようで、絶対に手を出さないというか、恐ろしく感じているようなんですが・・・。
まあ、上手い具合にけんかっ早さも取れてきたんです。それは犬同士でとるコミュニケーションが上手になってきたものですから、この頃は、色々な子にちょっかいかけています。遊びの楽しさを覚えてきたようです。その中で犬らしい振る舞いをするようになってきました。
そうするとまったく人を寄せ付けなかった子が、だんだんと怖いながらも触って貰えるようになってきました。時々近づいて匂いを嗅いだりやってますので、明らかにウチの子たちらしくなってきたんです。それでも人間から押しつけられたクセは出てしまうんですよね・・・。「グランディ、そんなロボットみたく振る舞わなくていいよ」そう声をかけながら、なんだかそんな行動でしか気持ちを表現してくれないグランディが可哀想になってくるんです。
犬らしい。これがこの子達の良さなんですが、それがいつの間にか人間から教えられた人間のための言葉を使うようになるんです。感情を押し殺して・・・。
犬らしく振る舞える子って、とっても明るいんですよね。どこに行っても自分の気持ちを伝えることが上手で、楽しく振る舞えるわけなんですから。そのような子のとる行動って、自信に満ちあふれているでしょ?
その自信を作るのは、同じ犬同士での付き合いから生まれるんですよね。
もちろん、頼りとする人がいるのといないのじゃ、まったく差が付きます。ここが問題になるのが一般家庭犬。
しかし、この差を埋めるのも刷り込みのお陰で、犬の社会性を身につけてる子だから、何歳になっても変わってくるんです。
つまり理解する能力を身につけているんですよね。
動物病院の先生からライトが言われたこと、「犬ってこうも性格かわるんだ~!」それと別の病院の先生から「顔が優しくなったね」これなんですね。
皆さん、この変わる前と変わった後の差って、あまり見る機会がないじゃないですか。私なんか毎日見ている訳なんですよ。
今日もたまたま人嫌いな子がいて、これじゃどうしようもないってことで、千歳の母さんに「こういう子って、もう自分で教えること出来るよね?今日中に教えてみて」って頼んだのですが、千歳しか知らないわけですから、全く正反対の子に対しての対処法が解らないわけで、結局は私がやったのですが、そうですね~、10分ほどでしたかね、それで人間大丈夫。そういう風に変わったのです。ようはやり方次第なのです。同じ行為を他の方がやっても、その順序がちょっと違ったり、タイミングがまったく違ったりするんですよね。それで短い間に理解させることができるかできないか、その違いなんですね。
その行動の変化とは、とても面白いモノで、それを見た人は、性格がまるで変わったなんて表現されますが、違うんですよね。性格が変わったのではなくて、本来の犬の行動が取れるようになっただけなんですね。
その行動の中に、様々な仕草によって、性格が現れるのです。
○○だから・・・・。これはちょっと違うんですよね、意味が。
本当は、○○が不足しているからなんです。それを愛犬のせいにしては可哀想なんです。
刷り込みの入っていない子にしても、「ブリーダーが悪かったから」なんです。それを愛犬のせいにしてはダメなんですよね。
今、面白いように刷り込みの入った若犬のオーナー様が次々に決まっているところなんですよ。
・・・・なかなかサイトの更新ができない状況で・・・。
ご見学に訪れた方は、確実に刷り込みの重要性を考えていただいております。
しかも、そんな若犬をご覧になってなんです。
まったく行動が違うし、それを観察されてからの判断なのですよね。
ウチは、「どうですか?かわいいでしょう?」って幼犬を次々に見せないんです。相手していないから。・・・といいますか、今から社会性を身につける子の相手なんかしていられません。
といいますのも、犬に任せておけばいいからで、ほとんどが成犬や若犬しか見せないんですよね。
若犬を見せるときは、ホワイトのスタイルを説明するときだけ、他は成犬しか目の前に呼んで犬の言葉の説明をするだけなんですよね、ホワイトシェパードのことを知りたくて見学にお越しになっているのに、まだまだ犬らしくない幼犬を見せて心くすぶらせるようなことはしたくないんですよね。ですから、買う気があればお願いします。なんです。それは相手が決めること。ウチのやり方に興味を持っていただいた方だけで充分!
そして犬らしい子か、訓練犬らしい子に育てるか、それは私がホワイトシェパードについての説明をする際に、申し訳ないですが、グランディとウチの子の行動、気持ちの現し方の違いを伝えるんですよね。
グランディは、どうしても行動のあちこちに出てしまうモノですから・・・・、可哀想な子ですけどね・・・・、人との付き合い方が訓練系しか教えて貰われなかったので・・・。今自分なりに納得しながら群れの子たちと気持ちの表現をしあっていますけどね・・・。
それで実は喧嘩っ早いグランディは、アローと軽い牽制の唸り合いしながら、上手に自分の立場を表しています。
うんうん、良い感じ♪そうやって眺めているんですけどね。
まあ、変化を性格が変わったととらえるのではなく、変わった。もしくは理解した。ですよね、本当の意味は。
その変化の最後から本当の性格が現れるんですよね。それがだいたい環境にもよりますが、4歳くらいかな~。
順調な男の子は。もちろん、その性格は子犬・若犬のときから現れるのですが、基本、あんまり関係ないですよね~、環境によって決まるわけなんですよね。その環境を与えることが出来るかできないかの差だけなんですよね。
今日やった子は実は初めてなんですよね。それでも簡単に変えることが出来る月齢でしたからね。
それを見ていた千歳母は、本当に知らず知らず犬との付き合い方が上手になってきたんですよね。
面白いことに、エクシーからいつも飛びかかられていた千歳母とライト母、それに富士親父、本人さんたちは気づかれていなかったでしょうけど(千歳母以外)、飛びかからなくなったんですよね。それどころか、靴紐をいっつもやられていたのに、まったくやられなくなったんですよね。
それどころか、しっかりと犬の言葉を使った態度で接しているんですよね。もうウチのスタッフみたいに見られますからね~、見学の方に♪
知らず知らずに覚えていっているんですよね、それに私が気づいたのが、ヴァイス親父が来られたあの日なんですよ。
子犬、若犬の扱いがとても上手になって、当初は振り回されていたんですが、今はまったく!とても気持ちが良いですよね。
時々、訓練系の接し方をする方がお越しになりますが、その方の接し方で、子犬・若犬が全く止めないのは、理解していない証拠ですよね。でもこうやってお勉強会に来られる方は、黙って出来るんですよね。といいますか、行動が犬らしいから、勝手に認めていっているんですよ。それで飛びつかなくなったり、子犬が靴をかみに来なかったりするわけですよね。
そうすると、来られても吠えないんですよ。これは非常に面白い。
それ以上に来られている方は実はいるんですが、その人いっつも吠えられるんですよ・・・・。
未だになんですよね・・・・、でもようやく吠えられなくなったんですよ♪実は連夜連夜の連休のお勉強会に、その子との接し方を犬の言葉を使って接するようにしたからなんです。何を隠そう例のマッサージの先生なんです♪今までは人間の脅ししかなかった接し方が、エク・・・・この話は前夜祭で取っておく話だった・・・・。
面白いですよ、この違いって。
さて、グランディもだいぶ犬らしい動きになってきました。ラオウもなんですが、そのクセが取れるまで、結構時間がかかりましたからね・・・。
いや~、 その動きの違いも前夜祭の二次会でお話ししましょうね。
・・・実は今からも二回目のお勉強会があるんですよ。そんなときに何か必ず気づくことがあるんですよね。
未だに解らないことがたくさんあって、それを理解できる機会が自分にもありますので、これは実に興味深く、止められないんですよね~。

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