犬の社会性と人間の社会性・・2009/10/5~ホワイトシェパードの日記

え~、これは確かラオウが生後8ヶ月くらいのときだったでしょうか、
被毛は短いわ、耳は大きく見えるわ、顔はまだまだ幼いわ、ほっそりとしてるわ・・・。
若い!若い!
これが2年後くらいになると自信の現れと共に、貫禄のある見応えのある子に育っていきました。
年齢相応な成長の仕方が、表情にも表れます。
まあ、みなさんご存じ、あのホワイトシェパードの父ソニックです。
あら~、こんな幼い顔していたんだ~・・・。
この後、色々な事を体験し、そしてその体験が貴重な経験として、この子の知識として蓄えられていくんです。
そして数年後、見事自分らしさを持った子に育ったのです。
自分らしさ・・・これを表現できる子って、意外と少ないんですよね・・・。
以前見た子、確かもう8歳くらいの子でしたが、これがまた年齢とはうってかわり、非常に若く見えるんです。
行動や表情、すべてが若く見えるんです。
・・・こういうと、若く見えるのは良いじゃないって思われることでしょう。
でも違うんです。まったく知識を持っていないんです。
まるで子供が大人になったような・・・。
誰が見ても明らかに経験不足&環境があまりにも悪い!
人もそうですが、犬もやはり、色々な体験・経験を積んで、それが表情に深く刻まれていくのです。
「落ち着き」
これに現れてくるのです。
「落ち着き」があるってことは、どんなことでも自分の受け入れやすいんです。
落ち着いて経験していくのと、その場の環境を理解できず経験していくのでは、ほぼ100%の差がでます。
その差っていうのが・・・・、つまり後者の方は、まず100%役に立っていないってことなんです。
どうして?って思われるでしょう。
よく言われる、問題が・・・・は、ここにあるのです。
その原因は、「冷静さに欠けている」なんです。
私、大小様々なイベントに参加したり、主催したりしています。
その度に思うんですよね・・・。
ただ酒を飲んでいるだけじゃなく、全体を眺めます。
一人一人じゃなくて、全体なんです。
それが最も解りやすいから。
ただ、ぼ~っとして自分のやりたいこと(飲んだり食べたり)をしているんじゃないんです。
それだったら、これに参加した~!っていう自己満足しかないんです。
実際、愛犬と飼い主がお互いの事を学ぶための集まりではなくなってきているのでは・・。
参加したっていう自己満足で終わっているような気がするんです・・。
私、今までに連れて行った子で、ホワイトシェパードの母モネだけがまったく無視状態なんです。
それにラオウがその域に達するくらい・・・。
つまり、イベントなどの集まりでは、自分の子のことよりも自分自身の経験を積み、そしていかに自分の子たちに役立てるかを、ずっと観察しているんです。
そうやって自分の経験を積み重ねていくのです。
群れがどのくらいまとまっているかが出来上がってくるんです。
そして、イベントの時、どの子がはみ出しているかを見つければ良いだけなんです。
そのときにある法則と見比べるのです。
はみ出し犬と飼い主の態度を見るんです。
そこで思ったんです。
まずは飼い主が勉強すること。これが一番大事だって。
自分の子を人任せにしても、結果は良くならないんです。
自分が積極的に参加し、そして不安がらずに冷静な気持ちを持つことが大切なんです。
ぱっと見、消極的な方が多い・・・。
そのような方は口数が少ない・・・。このような方の子って、恐怖による攻撃性が見られる・・・。
逆に多くのことを聞いてくる・・・ん?理解しているのかな?・・・そう思うことがある・・・、
このような方の子って、落ち着きがなかったりする・・・。なんか攻撃的態度をとられることがある・・・。
とまあ、ごく一部のほんのごく一部なんですが、それをいくつものパターンに当てはめていくと、
色々と解ってくるんですが、そんなことより、
「飼い主が格好付けすぎ」なんです。「あまりにも自分の子のことを庇いすぎ」なんです。
この「庇いすぎ」は、結果として、自分自身を良く見せようとすることになっているんです。
それがずっと続くと・・・・人に意見を聞き入れない・・・。
こんなになってしまって、自分の子が持っている問題を正当化・美化し始めるんです。
こうなっては、もうどうしようもない・・・。これが私の結論です。
こうなってしまった方の中には、やはり、このままでは・・・そう思われている方が多いのも事実。
そんな方は、少しずつ自分のペースにあわせて、ほんの少しずつ自分の子にも変化が現れていました。
まあそれで良いんですが、
結局は飼い主が犬というまったく異なる習性を持つ動物のことを理解してあげないとどうしようもないんです。
いくら私自身リミット限界の6ヶ月の刷り込みを終えて、そして人も犬も大丈夫で、飼育しやすい子にしても、
これから長い付き合いとなる飼い主によっては、更に磨きがかかり、ホワイトシェパードの母モネのようになるか、
もしくは全く逆に、人に吼えるわ、噛みつくわ、犬もダメになるわ・・・。そうなることもあるんです。
これはホワイトシェパードだけじゃないんです。どんな犬種も同じなんですよね。
まあ~、有り難いことに、夜こうやって酒飲みながら、言いたいこと言い放題のこのサイトをお読みになり、
まったく別の犬種の方々からお電話やメールをいただき、嬉しいことにそれを実践したお陰で、ウチの子の人嫌い犬嫌いが治りましたっていう方が多いのは驚きです。
でも確かに、そのように良くなった方って、積極的に行動の取れる方、そして話していると、自分に自信を持たれた方なのです。
色々と周りから言われ、深く傷ついて悩み相談もあれば、こんなはずじゃなかった・・・っていう一人で悩む方の相談もあります。
こんなはずじゃなかった・・・こんな方は、時間を取って来ていただけるのが一番早いんですが・・・。
電話で話しても、口べただから、実際どのように接するのかを見ていただくのが一番良いのです。
一見、「強気な態度」に見えるかもしれません。でも違うんです。その子の事を観察しながら、どのくらいのレベルの子かを見て、
そして「自信を持った態度」を見せるんです。
そういう子って、刷り込みが入っていると、「直接目を併せることを避ける」行動を取るのです。
いわゆるチラ見です。
あれ?いつもの人間と違うぞ・・・。ケンカを避けるためにチラ見するんです。
つまり私に対して注意するんです。私の動きすべてに神経を集中させるのです。
これができると意外と簡単なのです。あとは私の行動にしぶしぶ従うんです。
そして私の存在を理解したあと、積極的に行動するようになるんです。
こうやって名前を呼ぶとちゃんと来てくれるようになるんです。
しかし、本当に飼い主のことをまったく認めていなく、自分の身は自分で守るしかないって思っているような行動を取る子っていうのが、いるんですよね。
そんな子は、もの凄い勢いで威嚇します。その割には飼い主の側から離れない・・・。
まあ、こんなパターンは、まず飼い主が色々なイベントに積極的に参加し、そして積極的に「人」に話しかけることが大事なんです。
それを愛犬はちゃんと見ていますから。だって大好きなお父さんお母さんですから。
そうすれば、親なんですから自分の子を注意するとき、しっかりと言えるようになるんです。ダメだよって。
言葉の響きに自分の気持ちが反映されるんです。そしてそれを聞き取って、この子達は飼い主の気持ちを読み取っているんですから。
それ以上のレベルの子をお持ちの方は、イベントに参加する理由を「犬の気持ちを知る」に切り替えてみて下さい。
飼い主同士が話で盛り上がるのではなく、その子が今とっている行動の話で盛り上がるんです。
実は今日、獅子丸っていうラオウ最後の子と一緒に犬吉猫吉という雑誌の写真撮影会に参加しました。
まあ、飼い主さん曰く、
「人に吼える」「人に噛みつこうとする(これはちょっと違うような感じですが)」「犬に吼える」
らしいのです。
まあ、実際獅子丸って子を見てみると、その場で冷静さを失っていただけで、すべてすんなり大丈夫だったのですが、
・・後はこんなことの経験をたくさんすることですね。
私、このとき、ずっと私の存在をこの子に伝えていました。
歩いていても私の存在を忘れることのないような、接し方をしただけです。
そのことにより、常に私に対して注意をして歩いているわけですから、周りに気を取られずに歩くことができ、
そして落ち着いて行動できる余裕を持たせていったのです。
たったこれだけなんです。それですべてOK!
その子のことをよく見るんです。
そして自分が冷静に対処して注意を引きつけるんです。
それでOK。
大抵の子がこのパターンで、それはほんのもう少し、犬側に立った勉強をすれば、
すぐにとっても良い関係になれるのです。
やっぱり飼い主がちょっとでも勉強すれば良いだけなんです。
・・・・ということで、ようやく重い腰を上げて、例の「問題行動サイト」
を完全リニューアルする予定です。
すべて中途半端はいけませんので、ここらへんで全部のサイトを書き換えていく予定にしました。
心強い味方がオーナーさんにいらっしゃるんです。インターネットのお仕事されている。
その方から、私の知識不足を補うんです。
そうやって、このインターネットの世界、メインキーワード検索で上位にいることができるようになるんです。
こうやって私も相当勉強しているんですよ・・・犬以外でも・・・。
知らないことは、人の知識を吸収しろ!これが私の生き方でありますので、
ですから、動物病院に行っても、すぐには帰らず話し込むんですよね・・・。
そうやって自分から覚えていかないと・・・つまり積極的にならないと、自分の子たちも積極的になれないんですよ。
本当に似てくるんですよ。飼い主と愛犬って
「ほんとうはこんなはずじゃなかった・・・」
犬を舐めていたんです。もっと対等に付き合わないとダメなんです。
人間が上!と思っている方、う~ん・・・おかしい・・・。
犬のことばかり気にして犬に振り回されている方、う~ん・・・おかしい・・・。
それならば、対等という気持ちを持てば良いのではないですか?
対等なんですよ同じ生き物だから。
犬の社会性は犬同士の触れ合いで初期段階で築いていきます。これが刷り込み。
人間の社会性は、その後に築いていきます。これもまた刷り込み。
しかし、人間の刷り込みが上手くできないと、人間社会では問題行動ととられます。
ただ、問題行動ではないことも、まわりの人間の無知さで、問題行動と取られます。
周りの方のレベルがあまりにも人間側に偏っているから・・・。
これが人間社会なのです。
犬の気持ちを理解すると、どこに問題があるのか、しっかりと理解できます。
そのためのサイトを、ようやくしっかりと作ろうかと思っています。
色々なイベントに参加し、そして得ることが出来た知識を、例を挙げながら修正する方法を書いていこうって思っています。
まあ、そのための参考資料をin岡山・大阪で書いて貰った用紙をいただきましたので。
すべてが信頼関係!自分が認めるのではなく、愛犬から認めて貰う!
おそらく皆さん、どうやったら自分を認めて貰えるのか・・・、犬に理解を求めた接し方。それに拘りすぎなんです。
勝手に覚えてくれ。そんな感じでせっしている私から言えば、あまりにも深く考えすぎなんです。
もうちょいっと堂々と振る舞えれば良いんです。たったそれだけなんです。
愛犬が見せるウットリとした表情。これをどこに行っても見せる子に育てるのは、非常に簡単なんですけどね~。
それをマンツーマンで、獅子丸家とやりました。
大濠公園。夜のマリノア。太宰府の犬吉猫吉。
この3つの大なり小なりのイベントで、確実に飼い主さんに変化が見られているはずです。
だからこそ、愛犬の表情が豊かになるんです。

09年10月のホワイトシェパード日記

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