
え~、別に良いんですよ、警察犬みたいな使役犬や闘犬に育てたいなら「刷り込み」なんて必要ないですから。
犬の言葉なんか全く通じない、即ブチキレ犬に育てる訳ですから。
飼い主以外の人になれない・闘争心大爆発。獣のような犬にどうぞ育てて下さい。
昨日専属の犬舎さんから連絡があり、リンクはっているオーナー様のブログに「刷り込み」のことで書き込みがあって、すぐに消されていますが、そんなことありましたよって連絡がありました。
今日は「刷り込み」について実例を挙げて詳しくお話しします。
ウチは交配もやっており、その度に遠くから送られてくるんですよね。
まあ、そこの飼育環境とかよく知っていますし、その子を見ている「どのくらい犬の言葉が使えるか」くらいのことは、その子の態度を見ていてすぐに解るものなのです。
中にはまったく犬の言葉を知らない子だって来るわけです。
そのとき、その子たちの行動を見ていると、そりゃ~大変です。
子犬が遊びに誘っていても、ブチキレ。止めて!って泣いていても、ブチキレ。降参して声を発してもブチキレ。ましてや威嚇したり、短くワン!って成犬が誘おうとすると、完全ブチキレ!
そりゃ~、普通の人だったら手の付けられない有様なんです。
犬の言葉を知らない。これは、その子が取る行動で即解ります。
このブチキレ状態になると、周りのことは全く見えていない状況で、それこそ殺し合いをするのです。
その状況になって止めることが出来るのは、私と、リーダー犬ホワイトシェパードの母モネだけなんです。
今、ブランシェちゃん来ていますが、この子が遊びに誘っていたんです。それこそ犬の言葉(ボディーランゲージ)をたっぷりと使って表現して。
その子、とりあえず遊ぼうとするのですが、程度を知らないのです。そして少しでもブランシェちゃんが遊びで首もとを咥えようとすると、即ブチキレて本気でやりあおうとするのです。
それを見ているホワイトシェパードの母モネがそれ以上になることを制止するために間に入ります。外からやってきた子でも、ホワイトシェパードの母モネのことを一目置いているようです。それもそのはず、ウチの子たちの群れのリーダーですから。でも、この子、誰彼構わず緒を高くあげるのです。他の犬の力の程度をまったく理解できていないのです。
ですからホワイトシェパードの父ソニックに対しても果敢に向かって行きます。ホワイトシェパードの父ソニックはどういうわけか女の子には手を出さないのです。争いごとを避けるため、相手にしないのです。ですから向かっていかない(相手しない)ホワイトシェパードの父ソニックやアローとはけんかにならないのです。
それで、群れの一番下の子、ビューティに手を出していくのですが、一度見学に訪れた方と一緒に柵の中に入る前、柵の外に出ていたとき、ビューティが歓迎の挨拶していたんです。
それを聞いたその子が(ビューティのすぐ横にいて)、いきなりブチキレて、ビューティにけんかをふっかけ、ビューティと争いごとになったのです。
うちの子にかなうはずがない・・・、ビューティはああ見えても相当な運動をしていますので筋肉の出来具合がはっきりと違いますから。
その子はビューティにやられても立ち向かいます。
そこで柵の中にいた父が止めに入ろうとしても、恐ろしがってできなかったんです・・・。ですから私は柵をよじ登り、間に入って止めたのですが、
ビューティは私のことを一目置いているわけですから、すぐに争いを止めたのですが、そのビューティの一瞬の動きを見逃さず、その子は噛みつきに行ったのです。
そこで私はその子の頭をつかみ、即口を掴んで押さえ込みます。ビューティはそれ以上争わず、じっとしています。
そして大きな声で正気に戻すわけです。すると血走っていた目と共にため息を吐き、ようやく落ち着きを取り戻すのです。すぐには私のことを気づきませんでした。一旦落ち着いて、それで表情が変わり、落ち着きを見せたのです。とりあえずこの子は人に対してはまったく逆らわないよい子でしたので、それ以降は再びけんかにならなかったのです。このときホワイトシェパードの母モネはヒート中で、大人しく家の中で過ごしていました。
ホワイトシェパードの母モネがいたらそんな争いごとにはならなかったんです。今までは・・・。治療もかねて結構長くウチにいる子ですので、今まではこんな争いまで発展しなかったんです。それでも切れたとき(自分ではキレているって気づいていないようですね・・・。)は、ホワイトシェパードの母モネが上手に止めに入りますので、すぐに止めて子犬はまったく無傷なのですが、
さて、これで良いものやら・・・。
言葉を使えない子が私たち人間に対してとる行動と、言葉を使える子の取る行動って普段もまったく違うのです。
ウチの子たちって体を預けてきます。人の正面に立つのではなく、人の正面に自分の体をすり寄せてくるのです。T字になるのです。Tの横の線が犬、縦の線が人なのです。
これは犬の言葉なんです。縦の線の者に対しては、私は抵抗しません、あなたの方が上なのです。そう意味を込めているんです。
逆に縦の線になるとき、相手に自分の方が力が強いってアピールしている訳です。縦の線にいる子が、横の線にいるこに対し、鼻でつついたり、前足を乗せたりあごを乗せたりしているところ見たことありませんか?
そうやってアピールしているんです。自分の方が優位であると言うことを。
それが、この子は私に対しても正面に座り、そしてひたすら顔やあご、耳を舐めてくるのです。そして私が少しでも抵抗すると、咬んでくるんです。
自分では愛情表現なのでしょうが、それが通用するかというと、絶対に通用しないのです。ですから言葉を全く知らない子はぶち切れて噛みつきに入るんです。
犬の言葉を知っているって非常に重要なんですよ、犬として生まれてきた以上は。
誰がなんと言おうと、「ちゃんとした刷り込みは必要!」なんです。
刷り込みが入っていないとまったく行動が犬らしくないのです。とっても危ないのです。
それをあまり刷り込みを入れたら、逆に良くないなんてアホなことを言う方がいらっしゃったようです。
人間でもそうでしょ?返す言葉が出てこなくなって、口論のあげく力で訴えたり、最悪殺したり・・・。
言葉ってとても大切なんですよ、それもちゃんと通用する言葉を知っているってことが。
動物園でもそうでしょ?子育てしない動物がいたり、殺してしまう動物がいたり・・・。これらはその動物のボディランゲージを知らず、自分の気持ちをうまく表現することができず、パニックになったりして出来ないからなんですよ。
あまりにも人間の手が入りすぎるとそうなるのです。
人間だってそうでしょ?3・4歳児にオオカミの育てられた人間が、人間社会に復帰しても、全くといって良いほど適応できなかった。保護した人に威嚇したり、攻撃を示す行動を取ったり・・・。
刷り込みの喪失なんです。
人間でさえも刷り込みを終えていない3・3歳児が、そうなるように、刷り込みをある程度深く終えていない犬が、どうやって犬の中に入り込めますか??すりゃ~、無理でしょう。
挨拶も出来ないのですから、オオカミに育てられた子のように、威嚇したり攻撃を示す行動を取るのは当たり前でしょう。
しかも、その後に、人間の手によって社会性を身につけられなかった子は、更にひどい子に成長するんです。
犬って二段階の教育が必要なんです。
まずは犬としての勉強。それから人間社会で生きていくための勉強。
そしてその子の性格が形成されるのです。
犬は人間に対して友好的(目的によって違いますが)な動物なんです。ですから、犬として生きていくための勉強をした後でも、人間社会に適応する納涼は実に素晴らしいものを持っているのです。
それを最初の学習をおろそかにして人間社会で勉強するとなると、その子は犬としての認識がまったくないのです。
犬って私たち一般家庭の中で生きていく動物でしょ?
人間でもない犬が、人間にはならないのです。犬として生まれてきた以上は、犬として自分のことを認識し、そして人間社会に溶け込むような勉強をさせることが必要なんです。
「刷り込みを入れすぎてはいけない」って考えが、まったく私には理解できない!
そんな方は、おそらく犬に別の能力を持たせる飼い方しているのでしょうね、使役犬とまではいかないにしても・・・。
そんな方の飼育と一般家庭犬向けの育て方をしている私たちとでは、まったく意見の食い違いがあるものなんです。
きっとそうだと思いますよ、その方って。
こんな風に海で一緒に遊べる子たちを私は育てているのです。別に特殊なことをさせるために繁殖していないのですから、私たちは私たちなりに、一般家庭犬としての素質を引き出す方法で今後とも管理しますので。
・・・といいますか、もうちょい犬の気持ちを知ろ!!!って言いたいです。
なんなら、ウチの子みたいに、刷り込みを入れすぎた子がどんな子に育っているか見に来たら?
画像の中心にいる2頭がウチの子ですから、どうです?犬らしく喜んだ表情しているでしょ?どこに行っても余裕の表情を。
来年からは精力的にホワイトシェパードの父ソニックとホワイトシェパードの母モネ(場合によってはホワイトシェパードの母モネではなく別のヒートがきていない子)を連れて関東とか関西とかイベントに行きますので、そのときにウチの子たちご覧下さい。どう違うかお解りになるでしょうから。刷り込みを入れすぎた子がどんな態度取るかどうぞご覧下さい。この子たち「刷り込み入れ」すぎていますから、しっかりと群れで子育てするくらいとっても犬らしい子たちですよ。そして連れてきた子たちの自信の持ち方が違いますから悠々としていますよ、どうぞご覧下さい。本当ならば生後6ヶ月までくらい入れた方が良いんです。・・・でも、その頃から本当にようやくかわいくなり出しますので、そうなったら別れが辛くてお断りしておりますが・・・・・。
This web site is Japanese only.(c)2007-2009 White Shepherds Alwayshere All rights reserved. Designed for Internet Explorer6.0 or higher.