
え~、この子はホワイトシェパードの母モネ、どこに行ってもこのようなリラックスした表情を浮かべます。これが犬の微笑み・笑顔です。
目の周りの筋肉はゆるみ、口元がわずかに上向き、そして体全体の筋肉がゆるんでいます。
これが心の余裕の現れなんです。どこに連れて行っても動じないくらいの余裕がホワイトシェパードの母モネにはあります。
この表情が出るようになるためには、親がちゃんとしないとまずは無理です。
親(飼い主)に心の余裕があれば、自然とこの子たちもこのような優しく落ち着きのある表情を浮かべます。
皆さん思い出して下さい。・・・・とは言っても、毎日おこなっていることですが、愛犬の運動の時、どちらがメインですか?
愛犬?それとも飼い主?
まずはこの子たちの健康を考えて、愛犬がメインと思われていませんか?
確かにそうかもしれませんが、運動ルートを決める際、飼い主がすべて決めますよね?
つまり、決定権は飼い主となります。
ということは、飼い主がメインで運動させるってことです。飼い主主体なんです。
それで、愛犬がメインになっていませんか?
「きっとこの子が・・・」で、道を変更したり、「ここをそのまままっすぐ通る自信がないから・・」で、他の犬とすれ違うことを極力避けてみたり・・・・。
これじゃあまったく意味がありません。その時の貴重な体験を愛犬から奪い取る訳ですから。
ここで考えて下さい。貴重な体験を奪い取るという行為は、すなわち愛犬の自由を奪い取っているのと同じだということ。
その貴重な体験をごく普通の気持ちで(飼い主の気持ちの持ち方)体験させることができなければ、愛犬だって経験不足になるのです。
ですから、人や犬とすれ違うだけで吠えたりするような行動をとってしまうのです。それしか方法が見あたらないわけですから。
これがいつも経験していれば、愛犬だって人や犬が危害を加えないってことを認識し、当たり前のように挨拶が出来るようになるのです。
そういったことすべてを経験させたのがホワイトシェパードの母モネなんです。ホワイトシェパードの父ソニックなんです。アローなんです。etc。
そして今、約三年ぶりに子育て挑戦中です。それがローズ。
ローズって子は、兄弟姉妹の中で一番飼育しにくそうな子です。他の兄弟姉妹と比べて神経質なんです。
どうしてローズを選んだかというと、「自分がしっかりと育ててやろう」っていう気になったのです。最初から女の子を残す予定でしたので、どの子でも良かったのです、キャロルの子は・・・。どの子でも同じくらいのレベルですから。
でも性格はというと、ローズは引っ込み思案で、少々神経が細いような子でした。
それがどのくらい飼育しやすい子に変わるか、私も勉強できますし、ヘンな言い方ですが、出来の悪い子ほどかわいいってヤツです。
とはいっても、出来が悪いこともないし・・・。
ということで、本日もやはりマリノアに行ってまいりました。
本日はローズの兄妹である千歳くんと一緒に。
それとホワイトシェパードの父ソニックです。いつもだったらホワイトシェパードの母モネを連れて・・・とはいっても、ホワイトシェパードの母モネって絶対私と一緒にいるわけですから、当然どこに行くにしても付いてくるのが当たり前で・・・。
ですが、今日はそろそろホワイトシェパードの母モネの交配時期にさしかかって、ヒート全開中ですので、ホワイトシェパードの母モネはお留守番になってしまいました。
ローズはホワイトシェパードの母モネに頼っていますので、頼りにならない?ホワイトシェパードの父ソニックを連れて行くことにしました。
まずはドッグラン。今日はいっぱいの小型犬がいて、その中でローズは一生懸命遊んでいました。前に他の子と接していたので、(しっかりと接する相手を選んで・・・というか、たまたま相手がよい子で・・・。)全く吠えることもなく、しっかりと色々な子と触れ合ってきました。中でもグレーハウンドの子とは、全速力で追いかけっこ!そりゃ~楽しそうでした。他にもめちゃめちゃかわいいフレンチブルドッグやチワワ、ダックス、シーズたちと触れ合って、しっかりと挨拶していました。・・・まあこんなもんです。こんな感じでごく普通に接する機会を与えてあげるだけです。
そして、遊び疲れたローズとホワイトシェパードの父ソニックは、千歳くんとお別れし、そしてショッピングモール街へ。
疲れているから、すぐに座り込んで寝てしまいます。そこでゆったりと過ごし、スタバやお店の前のベンチに座って、そうですね~、二時間半以上ゆったりとしていました。
そうすると、子供や大人の方が触りに来るわけですよ。
ローズは疲れ果てていますので、神経も緩んでしまっていますので、触られるがまま状態です。ですから、たっぷりと人に触られまくりでした。
人のことをちょっぴり逃げ腰で接していた子だったのですが、(これが他の兄弟姉妹と違うところ)疲れ果てて気が緩んでいますので、警戒心は完全に失せ、差しのばされてきた手に挨拶し、別に動じることもなく触れ合っていました。
ゆったりした時間があれば、遠くで眺めていた子供たちがだんだんと近づいてきます。そしておそるおそる手を伸ばして触れようとします。そんな光景を見て、今度は大人の方が近づき触れて行かれます。
・・・これが私なりの神経質な子の性格の直し方です。
普段元気いっぱいのとき、そのような場所に連れて行っても、全身が神経の固まりになっているような状態で、それこそお尻を触られようもなら、ビクッ!と反応したりなんかするものなのです。
そこで思う存分楽しませ、疲れ果てさせ、体全体の神経を緩ませます。・・といいますか、そこまで集中できない状態に(ゆっくりと休みたい状態)します。
そして色々な経験をさせます。
これが一番効果のある方法です。これでウチの子たちが変わっていったのです。特に私がメットロス中に育てた子たちがかわっていきました。
昔見学に来られた方が今来られると、相当雰囲気が変わっていますから。実際数人の方がおっしゃいますし、これは本当に変わります。
・・・そんなこんなで、一つ一つ全身の神経を鈍感にさせるような気持ちで、一つ一つ丁寧に経験させていきます。
そうすると、ある程度いったところで、一気に変わり始めるのです。後は簡単、更に色々な体験をさせればよいのです。
これでホワイトシェパードの母モネのできあがりとなります。
ホワイトシェパードの母モネだって未だに修行中なんです。
荷物を運ぶ台車ってありますよね。ガラガラガラうるさい音を立てるヤツです。あそこの上にのせてホワイトシェパードの母モネを運んだりするのも、言ってみれば経験させるためです。台車の上に乗って、ガタガタというやかましい音と振動を【自分に対し危害を加えない安全なモノ】として認識させるためなのです。ですからホワイトシェパードの母モネは、私が台車を出してきるだけで、当たり前のように乗るようになっています。
本当に荷物を運ぶときも自分から乗ってしまうので困っていますが・・・・。
まあ、そのくらいなんてことないって認識させれば良いのです。
ということは、親(飼い主)の気持ちの持ち方にこの子たちの性格が左右されるってことです。
親が過保護過ぎたら、子供は甘えん坊で世間知らずに育つってことなのです。
皆さんの子たちって、言ってみれば【田舎者】なのです。田舎出身の子たちですから当然です。それを洗練された都会っこに育てても所詮は田舎者なのです。
田舎出身なら田舎者らしく、泥んこになって、ずぶ濡れになって砂まみれになって育てればいいのです。図々しいくらい田舎者にすれば良いのです。
外で思いっきり遊んで疲れて寝て・・・それの繰り返しです。
こんなことしたらダメでしょ?
そんな言葉をかける前に思いっきり遊ばせてみて下さい。
田舎育ちなので、結構自分なりに遊べるってものなのです。
・・・まあ、そのくらい大雑把な育て方で良いんです。何でもしてあげたらダメ!自分でしないといけないのです。
それを大目に見てあげるくらいの何も気にしない親になってみて下さい。
「そうでしょ~、しゃべり方がこっちの人じゃないって思いましたから」・・・・ずいぶん前関東に行ったとき、そうおばさん(私もおじさんですがそれ以上ってことで・・・)に言われました。
・・・自分では標準語しゃべっていたつもりなのに・・・ショック・・・・。
まあ、そんなものです。
ですから、きっちりとした子に育てようとされるのではなく、多少大目に見て育てるくらいの心の余裕があれば、よい子に育つってものなのです。肩の力が入りすぎなんです。
行き当たりばったりの私は当然のように全く何も考えておらず、すべて行き当たりばったりでこの子たちを連れて行きます。
そして私の行動のまま、この子たちに付き合わさせるのです。
そうすると、自然に色々な経験ができ、いつの間にか何も気にせず行動するような子に育ってくれるのです。
皆さん、こんな子に育てよう!っていう気持ちはわかりますが、適当で良いんです。適当に自分が行きたい道を通り、それに愛犬を付き合わさせる。
たったこれだけなのです。何も深く考えていなければ出来る者なのです。
ですから、こんな困った親にため息つきながらこの子たちも付き合ってくれているんです。
「この人に何を言っても仕方ない・・・。」って思っているんでしょうね~、私の子たち。
「愛犬の我が儘は許さず、自分の我が儘と貫き通す!」これが犬飼育の極意かもしれません。
そうするといつの間にかこんな笑顔を浮かべる子に育つと思っています。
ようは、皆さん考え過ぎってことです。真剣すぎですよね~。もっと肩の力を抜いて付き合うと、こんな飼育しやすい子たちって他にいないっていうくらいとっても簡単なもんなのですよ~。
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