ただ今勉強中・・2008/8/10~ホワイトシェパードの日記

9日の夜、新しく専属のブリーダーとなられました方が、泊まり込みで6日間の勉強に来られています。
ちょうどブリティッシュの出産を控えていまして、出産の体験をしていただくことにしています。
そのまえにビューティとアローの交配を直接やって貰うことにしました。明日が最期の交配となりますので、すべてを覚えていただきます。
他にも栄養面のこと、管理の仕方、どうして消毒するのかなど、色々なことを覚えて貰っています。
そして明日からは実践、一人ですべてのことを一通りやっていただく予定にしています。
受胎後の管理の仕方。大型犬ですから、与える栄養面を考えず、適当にフードを与えていますと、必ずといって良いほど、未熟の子や死産したりします。多産ですから、すべての子がしっかりとした体を作って生まれてくるように、受胎後の栄養面のことなどを色々とお話ししています。
まあ、真面目な人ですので、真剣に勉強しています。
わざわざ関東から来るくらいですから、相当気合い入れているようです。
ただ、どうしてそこまで真剣にやるのかというと、
無知なために自分の子に万が一のことがあると・・・・。
それでわざわざ勉強しに来られています。
ということで、福岡のペット博にお越しの大阪の中村さんに紹介がてら会いに一緒に行きました。
まあ、そこで出店しているブースの一つに、保護センターだと思いますが、そこに後ろ姿しかみていないのですが、たぶんグレートデンのブリンドルの子だと思うのですが、そういう子たちがいて、寄付を募っていらっしゃいました。
あれを見るのが辛い・・・・。
それを見た瞬間、誰はばかることなく涙があふれ出て、その場にいれなかったんです。
なんで自分の子捨てたりするのか私にはとてもじゃないですが理解できないんです。
「触ってあげてください」って言われながら、その子たちたくさんにの人に体を触られ、頭をなでられ、じっと我慢しておりこうさんでいるんです。
寄付したいけど、その場に近づくのがとても辛く、涙が止まらずどうしようもありませんでした。
何で見捨てたりするの?飼い主のことを一番愛してくれる動物なんですよ、犬って。
その愛情を見捨てる飼い主は感じないのでしょうか、それがとてもたまらなく、近づくことすら、見ることすらできなかったんです。
すべては人間のせいなのです。
勝手な都合で見捨てたりできる神経が私にはまったく理解できない。
ファッション感覚で買うような服とかとは違うんです。
人間も犬も平等の生き物なんです。
ただ、対等では人間社会を生きていけません。それは人間の都合によって法律ができていますから。
それなら、もう少し人間が犬の社会を理解し、せめて少しでも人間社会で自由を与えられるように知識を身につけ、愛犬にできる限りの自由を与えてあげたいと思いませんか?
「対等」ではない理由は、ペットとして見た場合、私たち人間が飼い主となるからです。
飼い主の責任は、ペットを命あるものとして認めることなのです。
しっかりと感情を持っている、人格を持っているペットとして接することです。
犬の言葉は人間の言葉とは全く違います。
それをしっかりと理解してあげることです。
人間の言葉として考えるのではなく、犬の言葉として、人間が受け止めてあげることなのです。
この子たち、一生懸命自分なりの言葉を人間に対して伝えようとしているのです。
それを理解してあげることが、人間社会で本当に「人と犬が共存する社会」ができるのです。そこには殺処分という言葉は存在するはずがありません。
すべては愛情なのです。愛着ではないのです。
愛着は人間の勝手な思いこみなのです。ファッションではないんです。人間の言葉で言えば、しっかりとした人格を持っているのです。
一生懸命犬の言葉で自分の気持ちを伝えようとしている子たちが、人間の考えで、その言葉の意味を歪められているのです。
違うんです。
ですから、今度の9月14日と15日、その犬の気持ちを勉強しようと思っているのです。
犬の言葉を少しでも理解できれば、それだけ愛犬が自分の気持ちを伝えようとしていることが解るようになります。
私も少ししかこの子たちの言葉を知りません。
ですが、多くの人がそれ以上犬の気持ちを知らないのです。
勝手に人間の言葉に置き換えて、本当の気持ちを歪めて思いこんでいるだけなのです。
少しでも犬の言葉が理解できれば、本当の愛情が伝わるはずなのです。
「犬を怒ったら、そっぽ向いて知らん顔して無視するんです。」って・・・・・。
違うんです!
あなたの子は、「あなたとは争いたくありません。許して」って伝えてきているんです。
ホワイトシェパードは大型犬なのです。
本気出せば私たち人間はとうてい敵わない力を持っているんです。
人間と大型犬がやり合えば、ほぼ100%人間が死んでしまうか、良くて重傷でしょう。
それだけ力が強い生き物なのです。
それを飼い主にどんなにしかられても、暴力をふるわれても、じっと我慢しているのです。
どうして?それはその子が飼い主を本気で愛しているからなのです。
もし、本当に犬の気持ちを少しでも理解したいと思われましたら、是非14~15日にお勉強会しませんか?
少しでも犬の気持ちが解ると、絶対に本気で愛してしまいます。犬も人もそれほど変わりないって思えるようになるのです。
皆さんが思われている以上に、とても知能が高い子たちなのです。
ホワイトシェパードは、他の犬種と比べ、知能や理解力は飛び抜けている所を持っています。
飼い主のことを理解しようと努力しているのに、人間が愛犬のこと理解してあげないのは、不思議だと思います。少しでも犬の言葉を知ったら。
犬の気持ちを理解すると、その子に対しての接し方が解るようになります。
腫れ物を扱っているような態度では、その子をダメにしてしまうのです。
今日専属になるブリーダーさんが言っていたのですが、
あるブリーダーさんが、「ブリーダーの手から離れた子犬は死んだと思え」・・・つまり後は知らないって・・・・。
それはあんまりでしょう。
「ブリーダーの手から離れても、その子は自分の子で、仮に養子・養女に出したと思え。」でしょう?
絶対に関係は消滅しません。だって、犬の一生のほんの少しの時間でも、一緒にいたわけでしょ?
しかも、自分の手でその子犬を産んだ瞬間、両手で抱え上げたんでしょ?
紛れもなく自分の子なんですよ。そうしたら、最期まで自分の子の行く末を想ってあげなくてどうするんですか?
一番自分の子のことを知っているわけなんです。それなりのつきあいをしてきたんです。
そうしたら、その子の子供に対して、どうして真剣に考えてあげれないんでしょうか・・・。
今日見てきた子って、本当におりこうさんだったのです。人間の都合に併せてそこにおりこうさんにいて・・・・・。
それをどうして見捨てたりするのかよくわかりませんでした。
犬の気持ちが解れば、絶対に見捨てたりできないはずです。といいますか、手放す理由が減るはずです。
福岡は殺処分が第一位という非常に恥ずかしい県です。
引っ越しで飼えなくなった?それなら、別の仕事探せば良いのでは?就職が無理ならば私のように自分で仕事すれば?
年をとったから自分の手には負えない?それなら、自分の年老いた親処分できる?
そういわれても病院代などでお金がかかるから、どうしようもできない。(というたてまえで実は手がかかるから:ほとんど外でつながれて飼育だと感じます。実際近所でそんな子がいたのですから・・・。)
だったら最初から飼うなって・・・。命を左右できるって人間の思い上がりだと思うんです・・・・。
本当の愛犬が飼い主に伝えてきている気持ちを理解するだけで、本当の愛情が理解できます。
愛してくれているって解れば、絶対に殺処分される子が少なくなるはずです。
それと、勝手に産んだから・・・・。子犬の処分が多いそうです。
それならば、私は反対ですけど、避妊してください・・・。
愛犬の体・精神面を考え、避妊したくないならば、妊娠を回避する仕方を考えて、勉強して、その対処を身につけて下さい。
その方が非常に簡単なことなのです。体の一部を失わないで済むので、自分の心が痛まなくて済みます。
今日のペット博は非常に堪えました・・・・。
入ってすぐに目にしたものですから・・・・。
私ももっともっとこの子たちの言葉を観察して覚え、もっと勉強することが必要だなって思っています・・・・。
私たちが専属でやっていただいているホワイトシェパードのブリーダーさんは、最期まで一緒にいるって自分の口から言ってくれる方だけです。
まあ、どうもこの子たちに相当惚れ込んでいる方ばかりですから。
自分の子を捨てることなんて絶対にできません。どうしてそう見捨てられるのか、なんか信じられないのです・・・・。
とくに私たちは、この子たちのお陰で今を生きていることができるのです。
ですから、この子たちが年老いても感謝こそすれ、見捨てるなんて絶対に思えません。
それが人としての道ではないでしょうか?

08年8月のホワイトシェパード日記

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