
さて、それでは小出しに出していきます。
私、思うのですが、今まで触れ合って来た子というのは、とんでもなく多いのです。
病院で会ったり・・・結構頻繁に病院に行っていますから・・・。
散歩中に会ったり、買い物しているときに会ったり、ドッグランはもちろんのこと、様々なところで、自分から触れあいに行きます。
面白いことに、すぐに口の周りを舐める子ほど、キレやすい傾向があることに気付きました。
とにかくペロペロペロペロ・・・・果てしなくずっと舐めるのです。
時々興奮して勢いの余り、鼻を咬みやがる子もいるんですよね~。そんな時、自分から離れようとして、いきなりカプっとやられるのです。
どうもそういう子は、イヌとの付き合いがヘタクソなんです。
つまり、イヌとして使える言葉、それと経験が不足している傾向にあるのです。
今まで何回鼻や唇を咬まれたことか・・・。
そしてそんな子が交配にやってきました。
ずっと様子を見ていると、どうも言葉を知らないようなのです。
近くで吠えられると逆上し、キレるのです。そして噛みつきに行きます。
もう目も離せません。
人間社会での経験不足からなのか、刷り込みに影響しているからなのか、それは両方ともに当て嵌まるようでもあり、どちらかの場合でもあるように考えられます。
そんな子って絶対に舐めるのを止めないんです。
いくら顔を遠ざけても、ダメといっても無理なんですよね~。
実は私の親戚の家にそのような行動を取る子がいます。
とにかく果てしなく舐め続けるのです。
ダメ!といっても舐め続け、離れようとすると、上に乗りかかるようにして更に舐め、・・・これが永遠と続くのです。
立ち上がって届かないようになると諦めるのですが、
この子、いきなりキレる子なのです。
それはイヌでも人間に対してもなのです。
こんな子ってどうしようもないのです・・・。
治しようがなかなか見つからないのです・・・。
自分のイヌでないから、無理して躾けるわけにも行かず・・・。
この子は、拾われてきた中型犬から小型犬の間の幼犬と和犬の雑種のようです。
とにかくヒドイ・・・。
この子とウチの子をお互いの飼い主が散歩に連れて行ってみると、勝手気ままに歩き回るのです。
何処にでもマーキングをし、寄り道し放題・・・。
まったくヒドイものです。
かといって、普段はとても飼育しやすい大人しく、人間大好きな子なのです。
この子はいったいどのような環境で成長したのか、憶測でしか言えませんが、とにかく自分のやりたいことは我を通してもやる子なのです。
それを否定されたとき、いきなりキレるのです。咬み犬になるのです。
そりゃ~ヒドイもんです。
飼い主さん、それを知らず、夜中の公園でウチの子と一緒に放したのです。
遊んでいると、自分勝手に行きたいところに行って、やりたい放題。
ウチの子は、常に私のことを意識していますので、声をかけるとすぐに反応するのですが、この子はまったくムリ!お手上げ状態なのです。
そして遠くから柴犬を散歩に連れている人を発見したとたん、尾を振り振りまっすぐ近づいていくのです。
この子イヌとは仲良くやれるんです。現に何頭か一緒に飼っていますので。
ですが、友好的に近づいていって、相手が吠えると逆上し、襲いかかるのです・・・。
これには飼っている本人も驚いて、怖くて止められず、私の出番となったのですが、
いきなりキレるのです。これには参りました・・・。
普段はまったくそういう素振りを見せない子なのです。
とても飼いやすい子なのです。
ですが、自分の嫌なことをされたとき、我慢できず逆上して襲いかかるのです。
実際私も襲われたことあるのです。
この子のこと、至る所触っていると、ある部分に触れた瞬間、けたたましく吠えまくり、牙を剥きだし、襲いかかってきたのです。
さすがにこれには私も逆上し、「何でキレるんか!馬鹿が!!」と叱りとばしました。
この子、体罰受けていたようです・・・。
しっかりと解りました。あることをやるとあの調子、おそらくこれは虐待的な事されていたんだと・・・。
体罰なんです。それと勝手させすぎ・・・。
これが原因で捨てられたんだと思いました。
そうじゃないとこんな性格がとてもカワイイ子を捨てるはずがありません。
この子、知らないことが多すぎるんです。
私の子連れていったとき、会話が成立していませんでしたから・・・。
さすがにウチの子、大きな子で相手を噛みつくことしない子ですので、この子がキレることなかったのですが、どうみたって会話になっていないのです。やりたい放題なのです。
イヌ同士の挨拶の仕方もまったく知らない子なのです。
体罰を受けていたと感じたとき、すでにコレは治らないと思いました。
無意識的に反応するのです。
こんな子達見てきたからこそ、体罰はいけないと言っているのです・・・。
ダメなんです・・・。
それと言葉を知らなさすぎ・・・。
経験なさ過ぎ・・・。
でも、こんな子って意外と多いんです。
相当多いんです。
だから道で会ったとき、けたたましく吠えられ、向かってきて、ホワイトシェパードの父ソニックの腹をガブガブ咬みやがる小型犬がいるのです。
ホワイトシェパードの父ソニックは小型犬に何度もやられ、ボーダーコリーにもやられ・・・。
それでも手を出さない子なのです。
威嚇して、じっと我慢するくらい心が広いんです。
この心の広さは刷り込みと経験によってできあがったのです。ホワイトシェパードの母モネもそうです。
しかし・・・、ホワイトシェパードの父ソニックは対等な力を持つ大型犬の男の子に対しては、一歩も引きませんが・・・。女の子には非常に優しいのです・・・。咬まれて毛をむしり取られたこと何度もあります。現に交配に来た子達から・・・。
それでもしっかりとイヌの言葉を使って、喧嘩を回避しようとします。
でも、腹を囓る小型犬に対して、まったく言葉が通じていないことにすぐ気付きます。
こんな子非常に多いのです。
そして飼い主からでてきた言葉、
「大きな男の子には噛みつくんです」・・違うだろ・・・・・そもそも・・・ドッグランに連れてくるな!
そういう人に限って、グループで固まり、嫌な顔して立ち去るんです。連れてくるんじゃない・・そう言いたげな顔して・・・。
飼い主がそうだから愛犬もまったく一緒。
もっとイヌのことを考えて、飼うことが出来る知識を身に付けなければならないのです。
それがイヌを選ぶ際に最も必要な「刷り込み」なのです。
もっといえば、刷り込みが入った子だったら、何を選ぼうが良いのです。
ただし、本当に刷り込みをやっているかどうか確認しなければなりません。
特に小型犬は結構親と離して管理している所多いですからね~。もちろん成犬とも離して・・・。
これは販売する方の責任です。商品としてしか見ていないのです。傷が付いたら困るんでしょうね。
でも、しっかりと、こういう風にしないといけない。せめて刷り込みくらいは・・・。
楽して育てようと、楽して売ろうとするからいけないのです。
そういった人に限って、刷り込みの終わった子の管理のし易さを解っていないのです。
小型犬だから、どうにでも出来るくらいの感覚なのです。
刷り込みの終えた子というのは、かみ殺ししないんです。
それこそ群れで子犬達の世話をするくらい、人の手がかからないんです。
繁殖する者も、それに気付けば、非常に楽であり、仮に問題行動を起こすように成長しても、刷り込みを行っていない子と比べると、格段に早く治すことができるのです。
・・・ということで、この子のしつけを私は放棄しました。
だってウチの子でもないし、頼まれないから・・・。
人の子だから本人の前じゃやりにくいんですよ・・・・。
しかし、ある程度の矯正(勝手な行動を止めさせる)はできても、このキレやすさは治りません・・・。だってイヌの言葉をまったく知らないのですから・・・。もう覚えることが出来ないのです。キレたときって、普通に威嚇するくらいの表情ではありませんから。威嚇する前にキレますから・・。もう周りが見えてないのです。ですから止めに入った飼い主だってやられてしまうのです。
イヌ同士の会話って、ただ仲良く付き合えるが会話ではないのです。
相手が何もしなければ、当然気にせず歩き、
相手が喧嘩をしかけてきたら、自分の身を守ろうとする。それは当然ですよね、人間よりも防衛本能は非常に高いですから。
その時、相手が言葉を知らなければ自信のある子は向かっていきます。
特に自信の付きはじめた男の子ならなおさらです。
私の問題行動をなくす方法の行き着くところは、ホワイトシェパードの母モネやホワイトシェパードの父ソニック、アローなどのように、本当の自由を与えることができる子に育てるということなのです。それプラス本当の信頼関係。
それを皆さんにお話ししています。
イヌの言葉を本当に知らない子って、心に余裕がないのです。
可哀相な子達なのです。人間社会でもイヌ社会でも自由が与えられないのです。
これをお読みになっているオーナー様は、こんな子達じゃないから。だって刷り込み経験しているんですから。絶対に問題行動は治ります。大型犬ですからちょっとしたころでも大きく見えて問題行動と思われるかも知れません。
ですが、今まで私が見たところ、これは問題行動とは言えないといえるくらいの軽症な子達なのです。
簡単に治るんです。
ですから自信を持って下さい。すぐに治るんです。
よく見ていると、経験不足でクセになっているだけなのです。
問題行動とはとても言えないくらいのことなのです。
私だったらこうするのに・・・・、いつも考えてしまいます。
そのやり方を是非実践してみて下さい。
それにはまず飼い主と愛犬との信頼関係なのです。信頼関係と言っても、愛犬から認められなければ話になりません。
ですので、もう一度、問題行動の1~4をお読みになって、本当に愛犬から認められて下さい。
そうなると、行動に違いが出てきます。
すぐに気付くはずです。
甘え方が変わります。接し方が変わってきます。
何より、いくら家族でも一番だと認めている人が一言言えば、他の人の命令を絶対に聞きませんから。
そのくらい強い信頼関係が出来るのです。
「もうアナタしか見えていない。アナタがいなければ私は堪らない」・・・そのくらいまで、変わるんですよ~。
そうなると問題行動なんてまったくない子に変わるんです。
本当の自由を満喫させることができ、それをお互い楽しむことができるのです。
訓練に出すなんて本当はまったく必要ないのです。
だってこの子達、非常に賢いので、その辺をすぐに理解するのです。
・・・だからこそ、認められるにはしっかりとした愛情を持って接するのです。
愛情は甘やかしではありませんから。
人間社会で生きていくためには、愛犬の我を認めないこと必要なのです。これも人間社会で生きていくために必要な愛情なのです。我を認めない行動は、体罰とは違いますから。喜ばせて教えたり、最後まで言葉通りの行動をさせることなのです。
それができてこそ、本当の自由を愛犬は知るのです。
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