
本日、ボニーの子達を1頭1頭、散歩に連れて行きました。
女の子2頭、男の子1頭、初めてですから、当然嫌がります。
初めての散歩では、首輪とリードを初体験するわけです。
馴れない事への「不安」「恐怖」が子犬には当然あります。
どうして今日連れて行ったのかというと、外でギャウギャウと鳴いているのを耳にしたのです。
子犬が不安一杯で必死で抵抗しているときに、耳にする鳴き方であったため、外に出て見ると、
父が子犬を散歩に連れて行くため、首輪をしてリードを付けていました。
必死で抵抗しています。人間としては早く散歩させたいのだけれど、その気持ちが強すぎて子犬達の気持ちが解っていないわけです。
「子犬が散歩を嫌がる」・・・この光景はおそらく皆さんの悩みの種でしょう。
「人の気持ちが先走りすぎて、子犬の気持ちを考えていない」からなのです。
一般的に目にする光景だと思います。
そこで私がリードを受け取り、子犬が私の目を見る位置まで腰を落とし、そして呼びかけます。
「はいはいはい」「おいで」などと、子犬の首輪・リードへの意識を、私の方に向けるのです。
近づいてきたら、「はい、よしよしよし・・・。」と、優しく高めの声をかけてあげます。
すると、最初は姿勢を低くして近寄っていた子が、段々と尾を振り、跳ねたりしながら、はしゃいで近寄るようになります。
それから、柵の出口まで同じようにして誘導します。
子犬が外に出ました。
皆さん、ここで気持ちが先走って、リードで信号を送るように(引っ張って)連れていこうとされませんか?
外に出ることが初めての子は、ここでゆっくりと周囲を確認できるように、子犬の好きなようにさせます。
おそらく座り込んで、後ろへと引っ張ることでしょう。
そして塀や壁に寄り添って、動かないでしょう。
ここでゆっくりと腰を落として、子犬の目を見ながら、「おいで」「はい、おいで」と声をかけます。
すると急いで体を寄せに来ます。「不安」「恐怖」を感じている子は、主に右側の方を飼い主に寄り添わせていきます。
そして「大丈夫大丈夫」と声をかけながら、しばらく子犬に周囲の様子を観察させます。
鼻をヒクヒクさせ、耳を前方に立て辺りを見回し、始めて体験する出来事にゆっくりと認識させていきます。
その間も、優しく声をかけます。「怖くないよ、大丈夫」
飼い主が声を出して体を優しく触れてあげていると、だんだんと頼ってくるようになります。
飼い主の声や仕草によって、飼い主に対しての信頼感が徐々に芽生えます。飼い主の自信に気付きます。
少し歩くと、チョコチョコとついて来るのです。そして体を寄せてくるようになります。
ここまでになれば後は楽です。
わざと軽く走って見せて、子犬が駆け寄ると、褒めてあげ、そしてそれを繰り返すことによって、
散歩に対する楽しいイメージを持つことができます。
ここまでで約20分。子犬の知識を吸収する力は凄いのです。
ただ、これが正しい知識を吸収させるように接してあげなくてはいけません。
嫌がる子を無理に引っ張ったりして連れ回して、「恐怖」「不安」を植え付けるのではなく、
散歩=楽しいということを正しく認識させれば、1度の散歩で覚えてしまいます。
それから、少し一緒に走ったり、歩いていたり、そうするとだんだん子犬は楽しそうに尾を水平に持ち上げ、元気良く走りまわります。
最初から人の左側に立たせて歩く必要はありません。初めての経験ですから、色々な出来事を子犬にゆっくり認識させてあげるのを目的と思って、子犬の気持ちを「楽しみ」「喜び」を感じるように導いてあげれば良いだけです。
すると外で散歩する楽しみを簡単に解るようになります。
20数分だけのデビューでしたが、その後なかなか柵の中に入ろうとしませんでした。
まだまだ遊びたいようでした。柵の中に入れても、入り口付近で外を眺めていました。
こうやって私は散歩デビューさせています。
私流のやり方ですが、かなり良い感じですぐに馴れてしまうのです。
このようなことは、男の子の方が自信を持ちやすいようです。
最初はとても抵抗していた子が、わずか20数分で、自分からもっと歩きたいって駄々こねるんですよね。
自分からまだ遊びたいって、リードを引っ張りながら歩こうとするのです。
行きと全く逆の行動をするのです。1頭あたりわずか10~20数分の散歩です。
本日は、大阪、岡山からお越しになる前の間に散歩しましたので、そのくらいの散歩量となりましたが、
子犬にとっては新しい世界を知った貴重な時間となりました。
まずは飼い主の自信を子犬に伝えること。それが子犬に声をかけてあげる行為です。
伝わるのですよ、飼い主の不安や心配が。
自信を持っていれば、それがこの子達に伝わり、そしてこのように多くの子達を連れて楽しい散歩ができるようになりますよ。
この子達それぞれがしっかりと私を意識してしっかり歩いています。子犬もそうやって私の顔を見ながら散歩します。
ですから常に自信を持って散歩しています。
本当はその様子をビデオに撮って配信しようと思ったのですが、撮影者の腹の大きな社長が私達について来れませんので、断念しました。
あ・・・今日はマッサージの先生ネタだったのに、忘れていました。
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