心の余裕 2008年2月6日~ホワイトシェパードの日記

昨日ノノちゃんのお母さんが関東から遥々来ていただけました。
お母さんの雰囲気もとても変わっていらっしゃいました。
関東滞在の折、ノノちゃんと一緒にお会いできたのですが、
そのころと比べると、天と地の差でした。自信を持ってこられた雰囲気が伝わってきました。
そうなのです。その自信が愛犬にとって最も必要な飼い主の心得なのです。
不思議と飼い主の自信を愛犬は感じとるのです。
例えば、「この子訓練に預けないとダメみたい・・・。」その気持ちが愛犬に伝わり、ますます愛犬が「誰も頼りに出来ない。」と、
「自分自身で何とか解決しなければ」と考え、リードを引っ張ったり、不安いっぱいになり、攻撃的になり・・・・etcなのです。
信じていただけないかもしれませんが、私は何度も体験し、実際にオーナー様と愛犬を見続けてきておりますので、
このことは本当に言えることなのです。
ただ、最初から自信を持つことはできないでしょう。
常に「犬・人が来ると嫌がるから避けよう・・。」「吠えるのを止めないから諦めた・・・・。」などと、先に考えてしまいがちです。
そこまで思わなくても、「あ・・大丈夫かな・・・。」程度のほんの少しの迷いがきっとあることでしょう。
その気持ちがついつい伝わってしまうのです。「不安な声」「避けようとする仕草・行動」「諦めの気持ち」「悩み」・・・・。
すべて飼い主の気付かないくらいのほんのちょっとした気持ちがどうしても愛犬に伝わってしまうくらい、
この子達はしっかりと感じ取る能力を身に付けているのです。
この子達の最も良い飼育は、「頼られる飼い主になること」なのです。
たったこれだけのことなのです。
その第一歩が「魔法の言葉」なのです。
主従関係という言葉が嫌いですし、またその言葉が適しているとは思えません。
ですから自分なりの言葉にして表せば、「しっかりとした親子関係」となります。
当然のように親が飼い主であり、子が愛犬なのです。
「親の背中を見て子は育つ」と申しますが、実はコレ、飼い主と愛犬でも同じ事が言えるのです。
ノノちゃんのお母さんは、とにかくノノちゃんの気持ちを良く理解しようとされています。
最初は相当不安だったと思います。ですが、毎日ノノちゃんを観察されていた御陰で、
ちょっとしたノノちゃんの心の成長を見逃さなかったために、
それがお母さん自身の自信に繋がり、そのちょっとした自信がさらに自信を深めて、
ノノちゃんが変わっていく様子に更に自信を深められていかれています。
ノノちゃんのお話しを聞く度に、ノノちゃんからしっかりと認められていることがノノちゃんの仕草・行動を聞いて感じ取ることができました。
犬は面白いもので、本当に飼い主の性格を表します。
とくに室内で一緒に過ごしている方は、さらに良く似たもの同士になってしまいます。
色々なお話しを聞く度に、ますますそれが強く感じてしまいます。
強力なリーダーシップを発揮できるようになるのは簡単なことなのです。
そのことにほんのちょっと気付けば、あとはどんどん自信を持つことが出来るようになります。
まずは自分の愛する子供と思って接してみて下さい。自分の子供を信じてあげてください。
ですから「シェパードは訓練が必要だ」などと、まわりから言われても、「自分の子を他人にまかせず、しっかりと育てる!」
という気持ちで、接してみてはいかがでしょうか?
帰ってくると、「訓練士さんのいうことはちゃんと聞くのに結局はムダだった・・。」
そうなってしまうのです。訓練士さんは、しっかりと愛犬に認められるように接します。
ですから訓練士さんに対して頼りにしているので、頼ることの出来ない飼い主さんのいうことは聞かず、
「自分でしっかりしないと・・・」と思い、その結果愛犬が先走るのです。
犬を飼育する上でまずは「飼い主さんを認めさせる」こと、これが最も重要です。
ノノちゃんのお母さんの娘さんに対して、自信を付けてきたノノちゃんがマウンティングしてきたそうです。
すると、娘さんが、「ノノちゃんだめだよ」と、ノノちゃんを覆い被さるようにして上から乗られたそうです。
ノノちゃん、驚いたようなのです。
さすが!
娘さんは遊びの中でしっかりとノノちゃんに自分の立場を犬の言葉(ボディランゲージ)を使って教えたのです。
さすが!これなのです。これこそが大切なのです。
そうやってノノちゃんが意識しはじめ、娘さんを認めていくのです。
頼れる人が増えると、それだけ心に余裕が出来ます。すると愛犬は激変します。
それを感じた飼い主さんはさらに自信を持ち、心に余裕ができた付き合いができるようになります。
すると、更に愛犬はそれを感じ取り、更に頼りにしてくるのです。
そうすると、心に余裕の出来た飼い主の命令を素直に聞き、忠実に実行するようになります。
更に自信が出てきて、それがお互いの信頼をさらに強固なものにしてくれます。
そうなると、いつの間にか問題解決することでしょう。飼い主の心の余裕と愛犬の心の余裕は比例しているのです。
人に対して忠実・忠誠が強い犬種ですから、とても飼育しやすいのです。後はどれだけ認め合うかです。

ホワイトシェパードの08年2月日記

This web site is Japanese only.(c)2007-2009 White Shepherds Alwayshere All rights reserved. Designed for Internet Explorer6.0 or higher.

ホワイトシェパード専門犬舎提供