
昨日TVのCMを見ていて思ったのですが、「歯がかゆい」といって宣伝がありました。本のCMでした。
「歯がかゆい」・・・??
私、ずっと子犬から成犬まで、それこそ数百頭の行動を見てきたのですが、
それは間違いでないかと思っています。
あれはどう見たって「野生の名残り」の行為ではないかと。
その行為は、野生の犬族の子供時代に見せる行為ではないかと・・・。
子犬は産まれてまもなくすると、子犬同士でじゃれあったり、靴の紐に噛みついたり、その他色々な物に噛みついてきますよね。
その様子を見ていると、興味を示し、尾を高く上げ、まるで獲物を仕留めるかのようにみえたりします。
野生の犬族に見られる子犬期のほんのわずかの間の行動であり、これは「刷り込み」によって、獲物を狩るための練習として
本能的にとる行動ではないかと思っています。
事実、獲物を仕留める際、噛みついた後息の根を止めるように「首を振る」行動を見かけます。
ボール遊び、綱引きなど、遊びの中にも同じ行動が見られます。
特に自信を持っている子達ほど、この行為を頻繁に目にします。
子犬のじゃれあいにも同じ行動が見られます。(成犬のじゃれあいになるとさすがにその行為は行いませんが)
兄弟姉妹の優先順位を決める行動でもあるようですが、
その際、相手の首に噛みつき、そして頭を振るのです。
獲物を仕留めた際に、皮を破ります。子犬が物に噛みつき、囓る行為もその延長だと考えています。
ですから、これは野生の名残りであると考えています。
私の子達の中で、特に自信を持っているホワイトシェパードの母モネやホワイトシェパードの父ソニックのボール遊びを見ていると、
ボールを奪い取った後、安全な場所?に移動してボールを大切そうに前脚の間に置き、それを囓っています。
そして近づく子がいれば、その子に対して注意・軽い威嚇のサインを出します。
低い声で、「ウルルルルゥ~・・・。」
そして周りを気にしながらボールを囓るのです。まるで仕留めた獲物を大切そうに食べているようにみえます。
その際に食べる?場所はどの子も決まっており、
リーダーであるホワイトシェパードの母モネは、堂々と遊び場の中央、優先順位2位のホワイトシェパードの父ソニックは、段の付いたホワイトシェパードの母モネが隠れて見えないような少し高めの場所でまわりを注意しながら落ち着いて。
優先順位3位のアローは決まっておらず、その時に応じて邪魔が入らないような場所。
その他の子達は、それぞれ一人きりで食べることが出来るような場所を見つけ、近寄ってくる子がいると素早く動き、別の安全な場所に移ります。
これは硬いおやつを与えているとよく解ります。
自信の持ち方の違いで、それぞれがそれぞれの場所で食べています。
子犬達は普段よく寝ている場所でそれぞれが取り合いをしながら食べています。
歯が痒くて物を咬んでいるようには到底思えません。
それならば、成犬になってもボールなどのおもちゃにかじりついている子達も、子犬と同じように、常に歯が痒いのか・・・・。
どう考えたってそうは思えませんよね?画像をご覧下さい、これが痒い子がとる行動でしょうか?
ストレス・不安を紛らわす場合や、ボールなどの特定の物を囓る場合や、後から覚えた行為・・・色々な事で観察することができますが、
どうしても歯が痒いとは思えず、私はこの行動の意味を否定しています。
むしろ、子犬から成犬になるための、大切な勉強期間だと考えています。
これは野生の犬族の習性であって、それが家畜となったペットにも消えることなく本能として受け継がれた行為ではないでしょうか?
食べるという行為は野生でもペットでも絶対に変わりませんから。
但し、子犬・成犬にかかわらず、明らかに問題行動である場合もあります。
それは愛犬の気持ちを解り、そしてそれが私達人間によって間違った刷り込みを行っていないかどうか、
考えて対処していけば愛犬の行動も良くなります。
ただ、本能的に持っている習性までは私は注意することができません。
但し、かんでよい物(おもちゃ)、悪い物(スリッパなどの日用品)の区別はつけさせて(と言いますか自然と)注意はしています。
だいたい、一人遊びできる子というのは、賢い証拠ですから、逆に笑顔で接しています。
いずれにしろ、観察と見極めが大切です。
今日は私の溺愛中の娘ブリティッシュの子、ノノちゃんのお母さんが、旦那さまの出張で遥々関東から遊びに来ていただけます。
それで早めの更新となりました。本日は犬達と触れあいながらの楽しい作業もありますし、今から頑張ります。
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